こんにちは、成竹正光です。
最近は、ペットを飼っているご家庭が多く
みなさん家族の一員として、
大切にしていらっしゃいます。
犬や猫に限らず、鳥や魚、ウサギやハムスターなど
ペットのいる住宅のリフォームも珍しくありません。
リフォームのために工事をすることは、
我が家がどんなふうに仕上がるか
とても楽しみなことではありますが、
一方でふだんと違う生活をすることになり
多少なりともストレスを感じるようになります。
工事を理解している人間でもそうなのですから、
同じ家にいるペットにしたら
突然、見知らぬ人たちが何日もやってきて、
騒がしいことを始めて
「いったいどうなってしまうんだ!?」と
大きなストレスを感じるのも当然です。
場合によっては、工事によってペットの
健康がおびやかされたり、
逃げ出して迷子になったりすることもあります。
そんなことがないよう、飼い主である家族のみなさんが
しっかり準備をして、少しでもペットのストレスや危険のないように、
心がけてあげてください。
今回は、2回に分けて、してあげられることをご紹介いたします。
1,ストレス軽減のために
とても人なつこくて、見知らぬ人がいても動じない、
犬や猫でも工事によって発生する臭いや音などが、
大きなストレスになります。
たとえ、人間にとってはそれほど
激しい臭いや音だと感じなくても、
嗅覚の優れた犬や、気配に敏感な猫にとっては、
耐えられない悪臭や異音になり
そのストレスから体調を崩す場合があります。
工事の始まる前に、いつ、どこの場所で、
どんな工事をするのか確認しておき、
その工事場所からできるだけ離れた部屋に、
ペットが落ち着けるスペースやトイレを用意してあげましょう。
とても敏感な犬や猫の場合や、とくに工事が激しい日は、
外に連れ出してあげたり、病院やペットホテルなどへ
預けたりしましょう。
2,健康被害を起こさないために
リフォームのために、古い床や壁、天上などをはずすと
どうしてもホコリやクズが多く舞ってしまいます。
こんなとき、魚や鳥を飼っている家庭は注意が必要です。
工事前に作業員が、しっかり養生(防御)をしますが
それでも、熱帯魚など水質や水温の管理が厳しいものは
ほんのわずかな溶剤のホコリでも、
悪影響を及ぼすことがあります。
あるいは、水槽のフィルターが思わぬ目詰まりを
起こす場合もあります。
また、小鳥は空気汚染に敏感で、人間にとっては
健康被害のない程度でも
小鳥が弱ってしまう心配があります。
工事箇所からできるだけ遠い場所に離して、
工事のときだけでもドアを目張りするなど、
汚れた空気ができるだけ届かないように配慮しましょう。
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