住宅の新築は人生の一大事。
こだわりを生かした注文住宅で建てたいという方も
少なくありません。
でも、注文住宅のネックとなるのがコスト面です。
コストを抑えながら納得のいく住宅づくりの
ポイントを紹介します。
ポイント1:間取りをできるだけオープンにする
部屋同士の仕切りを少なくしてオープンにすると、
ドアや壁の材料費、施工費、照明やスイッチの数も
減らすことができます。
ポイント2:家の形を工夫する
注文住宅を建てる際、コストに関わるのは、
外壁工事、内装工事、断熱材、外部足場の費用です。
同じ64平方メートルの住宅でも、
16×4メートルの長方形と、
8×8メートルの正方形の家では、
正方形の家のほうが壁面積が
小さくなり、コストダウンにつながります。
また、正方形の家のほうが構造的に安定しやすく、
基礎・地盤工事も安価で済みます。
それでいて、断熱性能や気密性能を
高めることができます。
ポイント3:乾式工事をする
内壁はビニールクロス外壁はサイディングなどの
乾式工事にすると、コストが安く済みます。
内壁に珪藻土を使ったり、外壁にモルタルを
塗ったりすると費用がかさみます。
ポイント4:キッチンやお風呂などの仕様を控えめにする
「キッチンは安いのでいいわ」と言っていた奥様が、
ショールームを訪問したとたんに考えを変えて、
高いものを希望するということはよくあるケースです。
もちろん、高い商品のほうが、機能もデザインも
すぐれていることが多いものです。
でも、予算内におさめなければならないのなら、
多少のグレードダウンも必要です。
一方、キッチンやお風呂などの水回りは経年劣化が
激しい箇所ですし、毎年製品の機能がよくなります。
新築時は少しグレードを下げておいて、
お子さんが巣立ったり経年劣化でリフォーム
したりするときに良いものを入れることにして、
楽しみはとっておくという考え方もあります。
ポイント5:家具はできるだけ既製品を利用する
オーダーメイドの建具を注文すれば、
それだけ費用がかさみます。
予算を抑えたいなら、木製建具を中心にできるだけ
既製品を活用しましょう。
納得できる注文住宅を予算内で建てるポイントは、
「必要な機能・設備を見極める」「予算を意識する」
という点です。
予算ばかり気にして気に入らない家にしたり、
家の性能を落としたりしては意味がありません。
構造、断熱、窓、外壁、床など変更が難しい部分の
性能は落とさず、将来のリフォームで取り換えができる
部分は控えめにするといった工夫が大切です。
都城で注文住宅をお考えなら、
ぜひお気軽にご相談ください!