塗装工事を行う際に気を付けないと危険なことに?

現場の調査にお伺いする際に
「以前塗装工事をしたときこんなトラブルにあった。」
など時々聴きますが、そのトラブルは工事の管理に大きな関係があるんです。

塗装工事を行う際にしっかりと、管理を行わないと危ないことになります!!!

塗装工事を行った後、皆様はこんなことありませんでしたか?

 

1.屋根・壁の塗装工事をしてからすぐ膨れや剥がれが出てしまった。
2.壁を触ると白い粉がつく
3.コーキングの部分がはがれてしまったまたは塗膜がすぐ浮いてきた。

など・・

施工後のこういった不具合が起ってしまうことがあります。

なぜ不具合がおこってしまうの?

それでは、なぜこのようなことがおきてしまうのでしょうか・・・

1つずつ見ていきましょう。

 

1.屋根塗装工事をしてからすぐ膨れや剥がれが出てきた。

これはたくさんの原因が考えられます。
ちなみにこちらが膨れと剥がれ写真です。
塗膜の膨れ  剥がれ

膨れ                    剥がれ

 

塗膜が浮き上がってきていたり、塗膜が剥がれ外壁自体がむき出しまたは前回の塗膜が見えている状態です。
こういった不具合を引き起こす原因として・・・

(1) 湿度・温度の管理がしっかりと行われていない場合。
塗装の工事を行うことができるのは気温が5℃以下湿度が85%以上になると塗装の工事はできません。
しかし施工期間を短縮するため、雨の日にもかかわらず、
塗装工事を行うとこういった不具合がおこりやすいのです。
膨れや剥がれがおこるのはこれだけが原因というわけではありません。

※ 膨れの場合の原因としては熱や水などいろいろな原因があります。

 

2.壁を触ると白い粉がつく
手で触ったときこういったようにつくことありますよね。

外壁・チョーキング現象

(1) 塗布量の管理がしっかり行われていない
塗料によって塗る回数は決められています。
それは塗料メーカーがしっかりと何度もいろいろな実験を行い塗料にあった回数を決めているのです。
塗膜が厚いほうが長持ちする!3回塗りの塗料を4回塗っても意味はありません。塗料の無駄使いです。
では、2回塗りの塗料を1回しか塗らなかった場合。一体どうあるのか
そうすると耐久年数は3分の1にまで減少するといわれています。
例えば10年もつ塗料は3年~4年で劣化してしまい傷みを表すチョーキング現象が発生することもあります。

(2) 硬化剤・主剤分量は適当?
塗料は塗料缶を開けてそのまま使えるもの2つの液を混ぜ合わせ使用する塗料があります。
このそのまま缶を開けて使えるものは比較的扱いやすいですが、
2つの液を混ぜ合わせる2液型のものに関しては硬化剤と主剤の2つの液を混ぜ合わせるため
塗料メーカーの決めた比率でしっかりと混ないと後々の不具合につながりチョーキング現象に
つながる場合もあります。

 

3.コーキングの部分が剥がれたり割れたりしまった。または塗膜がすぐ浮いてきた。

 

シーリング 割れ    膨れ

割れ                     浮き

(1) 職人の管理がしっかりされていない。
コーキングがはがれてしまったりする原因の一つに工程の抜けも考えられます。
コーキング自体に外壁に付着する力はありません。しっかりと接着剤の塗ってからコーキングを施工します。
この工程を抜くとすぐ剥がれてしまったりします。
またコーキング上の塗膜が浮いてしまうこともあります。
それはコーキングを填充する際に中に空気が入ってしまうためにおこります。
職人の腕に大きくかかわります。

不具合が起らないように事前に注意できること

それでは、こういった不具合が発生しないようにどういったことに注意すればいいのか・・・。

不具合は施工してみないとわからない。対処の仕方がないと思われているかもしれませんが
小さなことに気を付けることによって変化いたします。

 

1.訪問販売の業者には気を付けていただきたいです。
ポストのチラシやいきなり訪問してきたりなど後々問題になることが多いいといわれています。
これは国民生活センターも言っており、「国民生活センター リフォーム工事」
で検索していただけるとすぐ出てきますが、いろいろな相談事例が載っています。
しかし、その中のほとんどが訪問販売業者です。

2.見積り書の詳細さ
リフォームのお見積書を何社ほどご覧になったことがございますか?
いつも決まった業者に頼むから1社だけ。
などそんなかたいらっしゃるのではないでしょうか。
塗装業者のお見積書を比較したことがある方は分かると思いますが
壁1式、屋根一式など、どんな材料をどれだけ使うのかわからないなどそんなお見積りもあれば
しっかりと、壁〇㎡で○○円。下地、上塗りなど詳細に書かれているお見積りもあります。
お見積書はより詳細に書かれているものにしましょう。
説明では良い塗料の説明をしていても実際に使う塗料は違う塗料などあり得る話です。
そんな、工事を引き起こさないためにも、しっかりと見積もりの詳細性を確認しましょう。
これは塗装にかかわらずリフォームの見積もりも同じです。

 

3. 保証はどれくらいついているのか。
塗装工事には塗膜保障があります。膨れや剥がれなどの不具合が出たときに
保証してくれるものになります。
外壁の保証などで、10年15年の保証を聞きますが、
創業15年以上続いている会社の保証は安心できます。
しかし、創業15年たっていない場合、少し心配ですね。
「不具合がおこったときその会社に連絡したがもうなかった」珍しいことではありません。

 

この3つは確認をしていただきたいと思います。

 

さらに詳しい防御策はこちら!ぜひ一緒にご覧ください。

塗装工事を契約する前に知っておきたい7つの自己防衛策

 

 

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