2013

台風や竜巻の被害を軽減するために リフォーム宮崎

こんにちは、成竹正光です。

秋は台風の季節です。
台風が(南方の海上に)発生する数は、8月の方が多いですが
日本に接近や上陸し、大きな被害を及ぼすのは9月が多いのです。
とくに、9月17日と26日は「台風の特異日」といわれ
過去にいくつもの台風が、日本に被害を及ぼしました。
(17日ころは、「カスリーン台風」「アイオン台風」「第二室戸台風」など。
26日ころは、「洞爺丸台風」「狩野川台風」「伊勢湾台風」など)
今年も、9月16日ころ台風18号が上陸し、日本各地に災害をもたらしました。

台風では、激しい雨風により、住宅も大きな被害を受けます。
とくに今年は竜巻の発生が多く、屋根や壁などが壊れる住宅がありました。
日本での竜巻発生数は、7月~10月が多くなっています(竜巻は冬でも起こります)。
台風や竜巻から身を守るためにも、自分の家が壊れないようにチェックしましょう!

台風や竜巻で怖いのは、窓ガラスの破損です。
強風とともに、ガラスの破片が勢いよく飛び込んできたり、家具が散らかったりして、
家の中にいる人間がケガをすることがあります。
また、その勢いで屋根や壁を吹き飛ばすこともあります。

窓の被害を減らすためには、雨戸やシャッターを付けるのが有効です。
昔は多くの家に雨戸がありましたが、アルミサッシが主流になってからは
窓周りが安定しているので、雨戸のない住宅が増えています。
雨戸やシャッターは、リフォームで後から取り付けることができます。
防犯の観点からも、これらを備えることは良いことです。

とくに、シャッターは家の中から電動で閉めることができるので、
急に雨が降り出したり、風が強くなったりしてからも、安全に作業できます。
集中制御システムなら、家中のシャッターを一斉に素早く閉められます。

すでに、雨戸やシャッターのある家でも、がたついていてしっかり閉まらなかったり、
スムーズに作業でなかったりする場合は、いざというとき役に立ちません。
新しいものに取り付け直した方が、安全です。

ついでに、ひさしやバルコニーなど、窓の周りの部分もチェックしましょう。
破損やヒビなどがあれば、水が浸みて入ってきたりします。
雨もり防止のためにも、不備があれば修理しましょう。
ふだんの雨では気づかないところも、台風や大雨の後にチェックすると
水が浸みた跡が残っていて、補修の必要箇所が発見できます。

雨戸やシャッターの取り付けにくい小さな窓の場合は、面格子がいいでしょう。
外から物が飛び込んできて、窓ガラスが割れるのを防げます。

また、マンションなどの集合住宅の場合は、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておけば
ガラスでケガをするようなことがありません。地震のときも有効でしょう。
ホームセンターでフィルムを買ってきて自分で作業することもできますが、
大きな面積の場合は難しくて、なかなかきれいに貼れません。
フィルムの機能をしっかり発揮するためにも、プロに任せた方がいいでしょう。

次回は、屋根や雨どいの対策についてお話しします。

細かい所まで手抜きがなかったのは驚きです。



宮ー106(都城市・永野様).jpg

Q1:弊社でリフォームをする前にどんなことで悩んでいましたか?
予算面で

Q2:何がきっかけでエスケーハウスを知りましたか?
新聞の折り込みちらしで

Q3:エスケーハウスを知ってすぐご利用されましたか?しなかったとしたらなぜですか?
リフォーム会社をいろいろと回ってみました。

Q4:数ある業者の中で弊社を選ばれた理由は何ですか?
今回、家の外壁の塗装をやってもらったのですが、専門店との事で思い切ってたのみました。

Q5:実際にエスケーハウスをご利用になられてどうでしたか?
実際、出来上がりを心配していましたが、やはり さすがにという感じですね。細かい所まで手   抜きがなかったのは驚きです。

 

                                   宮崎県都城市 永野様

一日一日の仕事の状況をみるのが楽しみでした。

宮ー105(都城市・匿名希望様).jpgなぜ、今回の工事が必要になったのでしょうか?また、悪徳リフォームがテレビ等で騒がれている中で、弊社を選ばれた理由は?

風呂釜がさびついてきましたので、早晩なんとかしなければと思っている所に、子供達から風呂がまを取り替えたらとの意見が出まして、私の考えと一致し、御社に頼んでみたらと言う事になったわけです。娘が壁の塗り替えをしましたので、紹介してもらいました。

 

お見積もり内容はよくわかりましたか?また、工事前の印象(弊社・担当)はどうでしたか?

見積もりの内容も分かり、工事前の印象もよく分かりました。全体の経費も負担が大きいとは感じましたが、踏み切った訳です。

 

実際に、工事が始まってから後の印象(担当・職人など)はどうでしたか?また、使用されてみて、如何だったでしょうか?

工事が始まってからの職人さん達の印象が大変良く、一日一日の仕事の状況を見るのが楽しみでした。

 

                                   宮崎県都城市 匿名希望様

とても親切できれいな仕事をされていると思います。

宮ー104(小林市・匿名希望様).jpgなぜ、今回の工事が必要になったのでしょうか?また、悪徳リフォームがテレビ等で騒がれている中で、弊社を選ばれた理由は?

10年程前から気になって、機会があればと思っているところに、お友達から「とても信頼がおけそうよ」と言われお願いすることになりました。

 

お見積もり内容はよくわかりましたか?また、工事前の印象(弊社・担当)はどうでしたか?

印象はとても親切と言う事を感じました。見積もり内容は、一読しただけで特に良い悪いはわかりません。素人には何を基準にしていいかわからないものです。お友達の中には「その価格なら」と言う人と「高かった」と言う人、二極です。でも私は永年の念願がかない満足です。

 

実際に工事が始まってから後の印象(担当・職人など)はどうでしたか?また、使用されてみて、如何だったでしょうか?

工事中とても親切できれいな仕事をされていると思います。特に電気製品の配線、とても上手で感心しました。別に電器屋さんに頼まなければと思ってましたので助かりました。

 

                                   宮崎県小林市 匿名希望様

屋根の素材について リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹です。
今回は、屋根の素材についてご紹介します。

家の印象は、屋根の素材や形によって大きく変わります。
同じ造りでも、屋根の素材と形で洋風にもなるし、和風にもなります。
どんな素材を使って、どんな屋根の形にするか、ご自分や家族の好みで選んで
かまわないのですが、素材によって特徴があり向き不向きの形状もあります。

とくに、木造住宅の場合は、屋根材の重量が「構造計算結果」に影響を及ぼします。
例えば、瓦のように重い素材よりも、金属のような軽い素材では
壁の量が少なくても建築が可能になります。

また、素材によって必要な最低勾配が異なります。
これは、屋根材の形とふき方に関係し、雨もりを起こさせないためなのです。

では、具体的に各素材の特徴を紹介していきます。

●化粧(人造)スレート……スレート系
セメントを高温高圧で成型した、板状の合成スレートに着色したもの。
薄くて軽いうえに、雨風や日光に耐える「耐候性」も高い。
耐用年数は30年~50年ほど。塗装は10~15年ごと。

●天然スレート……スレート系
粘板岩のひとつである、玄昌石(げんしょうせき)を板状にしたもの。
天然の石なので、かなりの重量になる。
そのぶん耐用年数は非常に優れ、半永久的に使える。
変色(退色)もなく、塗装直しの必要はない。最低勾配が大きくなる。

●厚型スレート……セメント系
セメントと砂で作った瓦で、和形・洋形・平形・S形などの種類がある。
本体には防水性能がほとんどないため塗装が必要で、15~20年ごと。
耐用年数は30~40年ほど。重量があり、最低勾配も大きい。

●コンクリート瓦……セメント系
厚形スレートよりセメント量が少ない、硬練りのモルタルで製造する。
重量も厚形スレートより少しだけ軽いが、あらゆる屋根素材の中では重いタイプ。
塗装・耐用年数は厚型スレートとほぼ変わらない。最低勾配も大きい。

●陶器瓦……粘土系
粘土をプレス成型し焼いた瓦で、和形・平板・S形などの種類がある。
表面にゆう薬(うわ薬)をかけて、高温で焼き上げる。
色が豊富にあり、明るい洋風のも屋根に用いられる。
表面のゆう薬がガラス質になるため、水が浸透せず、長年を経ても美しい状態を保てる。
塗装などのメンテナンスの必要がなく、耐用年数も半永久的に使える。
重量はコンクリート瓦より少しだけ軽いが、あらゆる屋根素材の中では重いタイプ。
最低勾配も大きい。

●いぶし瓦・素焼瓦…粘土系
いずれも、ゆう薬を使わずに焼いた瓦。
耐用年数は陶器瓦よりやや劣るが、40年~50年と長くもつ。
塗装は必要なく、重量は重いタイプ。
「いぶし瓦」は、松材や松葉で黒くいぶすので渋い銀色になる。
デザイン的に和風住宅に適していることから、城や寺社、日本建築の屋根に使われる。
「素焼瓦」は、陶器の自然の風合いを生かした瓦。
酸化炎焼成の赤色のため、赤瓦とも言われる。「スペイン瓦」が代表的。
色合いもナチュラルで、洋風建築によくマッチする。
最低勾配は、いちばん大きい。

●ガルバリウム鋼板……金属系
鉄板を基材として、アルミニウム・亜鉛・シリコンからなる。
積雪寒冷地・海岸地域・強風地域に適している。酸性雨や公害地域でも使用できる。
シリコンやフッ素樹脂の塗膜をしているため耐用年数が長く、40年ほどもつ。
美装やフッ素樹脂の塗装を20年に一度くらい行うとよい。重量は非常に軽い。

●銅板……金属系
さびない金属として日本で古くから使われている。
銅は緑青(ろくしょう)が出て緑色に変色すると、その後はずっと長持ちする。
耐用年数は50年以上といわれるが、近年は酸性雨の影響がややみられる。
価格と耐久性のバランスから、0.35mmか0.4mmのものを使うことが多い。
重量はもっとも軽い。

簡単に解説しましたが、どの素材もズレたり軒先のラインがゆがんくる場合があります。
これは、屋根に打ち付けてある「野地板(のじいた)」という板の老朽化のせいです。
ここが腐ることが考えられるので、20年くらいで点検してもらうのがよいでしょう。
なお、点検中に踏み抜いたり、転落したりすると大変な事故になるので、
けっしてご自分で屋根に上がらず、専門の業者に相談しましょう。

風通しを良くする方法 リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

前回のブログでは、「夏を涼しくするリフォーム」を紹介しましたが、
今回はそれに関連して、「風通しを良くする方法」についてお話しします。

風通しの良い住宅は、涼しく過ごせるだけでなく、
家の中に「湿度」や「臭い」などがこもるのを防いでくれます。
さらに、アレルギーの一因にもなる「浮遊カビ」を外へ排出してくれます。

風通しを良くするためには、もちろん窓など風の出入り口が必要ですが、
1つだけではスムーズに流れません。
風の「入るところ」と「出るところ」が必要なのです。
風の通り道を作るには「2か所以上の窓」を作りますが、
より効率のいい換気をするためにはその位置が大切です。

窓は対面するように配し、できれば見通せるように開けるのではなく
対角線に少しずらした方が通風が良くなります。
もしも、同じ面にしか窓が作れない場合は、左右に並べるのではなく
上と下になるように高さを変えて作りましょう。
空気は、高低差を付けると流れやすくなります。

さらに余裕があれば、開口部を3つ作り、そのうち2つを高さを変えて配します。
暖かい空気は高い場所にいく性質があるので、上の窓からぬけていきます。
そして、下の窓から出ていく風は、床にたまったよどんだ空気を出して
床や畳の湿気をはらってくれます。

2つの窓は、少し離れている方が、大きなうねりのある風になります。
どこにでも好きなだけ大きな窓が作れる場合は問題ありませんが、
壁の面積や場所により、小さな窓しか作れないことがあります。
しかし工夫をすれば、狭い場所でも効率の良い換気口を作ることもできます。

例えば、一般的な窓は、左右に開く「引き違い窓」です。
これは最大に開けても、窓のサイズの半分しか換気口になりません。

階段や廊下などの狭い壁には、縦長のガラスで左右どちらかから開ける「外開き窓」や
ガラスが外にせり出すようにして開ける「縦すべり出し窓」、
さらに、縦半分に二つ折りにして開ける「折りたたみ窓」、
真ん中で回転する「回転窓」などの方法があります。
(窓の詳しい解説は、弊社<A HREF=”https://www.skhouse.jp/archives/001814.php” TARGET=”_blank”>スタッフのブログ</A>で能勢正二郎が
イラスト付きで紹介していますので、ご参考にしてください)

トイレや風呂場など常に通風・換気が必要で、人目が気になるところには、
ブラインドのように複数枚の細長いガラスを並べた「ルーバー窓」を使えば、
角度を調整することで風量や採光が自由に変えられます。

高い部分には、ガラス戸の上部が開く「内倒し窓」を付ければ
熱い空気がぬけやすくなります。

また、窓が1面にしか作れない部屋の場合は、出入り口のドアを空気がとおるタイプ
にすると、廊下を通じて家全体で通風することができます。

最近は、多くの住宅が「機密性を保つ家づくり」をしますが、換気がまったくできない
のも問題です。必要なときに、適切な風通しができる家にしましょう。
自然の風は、季節によって花の香りや虫の声など、さまざまなものを運び、
私たちの五感を刺激してくれます。
みんなで季節を楽しめる、”風通しの良い家(家族)”をつくりましょう。

寝室について リフォーム宮崎

こんにちは、成竹です。

みなさん、夏バテしていませんか。
夏の暑さによる疲労回復には、夜の睡眠が大切です。
今回は、快適に過ごせる「寝室」についてお話しします。

24時間のうち8時間を睡眠とした場合、人生の約1/3を過ごすのが寝室になります。
布団に入ってすぐに眠れて、睡眠中も快適に過ごせ、朝スッキリ目覚めるためには、
寝室の天井・壁・窓・床など、気をつけたいポイントがいろいろあります。

まず、天井から。
よくリビングの天井には、空間を広く見せる明るい白系が選ばれますが、
寝室の場合は少し暗めの色、例えば濃いベージュ色や淡い茶色を使うと
優しい雰囲気で落ちついたムードになります。
また、子ども部屋の天井に元気な柄ものを使うことがありますが、
寝室では寝るときに天井に目が行くので、柄が気になって眠れなくならないように
無地を選んだ方が無難です。

天井に設置する照明ですが、ゆっくり落ちついて睡眠に入れるよう
暖色系でやわらかく光が広がるタイプを選びましょう。
そして、横になったとき光原が直接目に入らない位置に取り付けます。
壁を照らして明るくする間接照明は、寝室のムードを演出します。
これらの照明は、できれば体を起こさず横になったまま操作できるよう
手元に操作盤やリモコンがあるといいですね。
また、足元だけを照らすフットライトを設置すると、夜中にトイレに起きたとき
部屋全体を照らすことなく、安全に移動できて便利です。

壁やカーテンは、彩度の低い同系色でまとめます。
もしも「地味すぎてつまらない」と感じたら、クッションなど小物に
彩度の高いアクセントカラーを使うと、部屋がひきしまって個性も出せます。

窓には、夏の熱気や冬の冷気が入ってこないように、雨戸やシャッターを付けて
さらに厚手のカーテンで保護します。
ときどき「寝室を東向きにしたら、夏の朝早くから明るくなるし、
気温も上がって目が覚めてしまう」という人がいます。
逆に、西に面した寝室では「西日の熱気が、寝るときまで残っていて暑い」といいます。
これらを改善するには、紫外線をカットするフィルムの貼られたガラスや
二重サッシなど断熱性の高いタイプに変えます。
また、寝室はプライバシーを重要視する場所なので、外からの視界をさえぎる
磨りガラスやガラスブロックを使う方法があります。
遮音性や断熱性に優れたものを選ぶとベストでしょう。

ところで、「寝室を暗くして熱や音をさえぎるなら、最初から窓がなくてもいいのでは」
と思うかもしれません。たしかに、夜に寝るときはそれで問題ないかもしれませんが、
寝室にとってもう一つ大切なことは、気持ちよく目覚めることです。
体内時計をしっかりコントロールするためにも、起きたときに明るい光を見ることが
重要です。そこで、朝はカーテンを開けて、窓を開き、雨戸やシャッターを移動して
自分の目や皮膚で、外の光や空気に触れることが健康な暮らしに欠かせません。
寝室の換気のためにも出入り口以外に、小さくても1か所は窓を作りましょう。

最後に、床についてです。
多くの洋室はフローリングの床が多いですが、寝室の場合は裸足で歩くことがあるので、
冬になったとき足が冷たくならないように、暖かみのあるコルク材を選んだり
カーペットを敷いたりしましょう。
暗いときや寝ぼけているときにつまずいたりしないよう、床は平にして段差をつけず
コードなどに足を引っかけないように、配線に注意します。
壁も凹凸を減らして、タンスの角にぶつかったりしないよう
一面のクローゼットにしてフラットにするのも良いでしょう。

さて、以外に忘れがちなのがコンセントです。
ドレッサーでドライヤーを使ったり、昼間に掃除機をかけたりする以外に
空気清浄機や加湿器、冬の電気毛布や暖房機などで、想像以上にあちこちで
コンセントが必要になります。枕元と足元など、複数個所に設置しましょう。

どうぞ快適な寝室で、質の良い眠りを得て、暑い夏を乗りきりましょう。
暑いときは夜でも、温度と時間を適切にセットしたエアコンを使い、
熱中症に気をつけてください。とくに高齢者になると、
寝ている間に熱中症になってしまうケースがあるそうです。
くれぐも用心しましょう。みなさんのご健康をお祈り申し上げます。

夏を涼しくする遮熱・断熱リフォーム 宮崎

こんにちは、成竹正光です。

毎日、暑い日が続いています。みなさん、熱中症に気をつけてください。
熱中症は、炎天下にいるときだけでなく、室内でも起きることをご存じですよね。
気温や湿度が高い部屋の中で水分をとらずにいると、
気づかないうちに(あるいは、気づいたときにはすでに)発症してしまい
子どもや高齢者の場合には、命にかかわるようなこともあります。

多くのみなさんは、適切にエアコンや扇風機などを使って室温をセーブし、
水分や塩分をしっかりとるようにしていると思いますが、
そもそも、室内の暑さをやわらげるように考えることも大切です。
今回は”夏を涼しくするリフォーム”について考えます。

室内の暑さには、いろいろな原因があります。
まずは、そもそも外気温が高いことです。
外の暑い熱気が、「天井」「窓」「壁」「床下」などから室内に伝わり、
室内の温度を高くします。
ですから、それぞれから熱気が伝わらないように”断熱”することが大切です。

とくに天井は、屋根に当たった日差しにより超高温になり、
屋根裏などに暑い空気がたまったままになります。
これでは、いくら室内を冷やしても、住宅内に温室をかかえているようなもので
エアコンをフル稼働させてもなかなか冷えません。
快適な生活のためにも、節電のためにも、まず熱源となる屋根裏の対策をしましょう。

「断熱工事」というと大がかりになると思うかもしれませんが、
現在は材料も施工方も進化しています。新築でなくても、細部まで
すきまなく断熱材を吹き付ける方法などもあります。
また、屋根の「素材」や「塗料」に断熱効果の高いものを使うと、
熱の伝導を抑えることができます。
さらに、屋根そのものをリフォームするときに
「換気棟」という、屋根の頂点から熱気を抜く部材を取り付けたり、
「屋根裏換気扇」を設置するのもいいでしょう。

次は、窓の断熱リフォームについてです。窓サッシのガラスを
「エコガラス」とか「断熱ガラス」と呼ばれるものにする方法があります。
構造により、真空ガラス・複層ガラス・熱吸収ガラス・熱反射ガラスなどありますが
いずれも外気温を伝えにくくする窓ガラスです。

さて、断熱の次は、”直射日光”や”照り返し熱”を防ぐことを考えましょう。
直射日光対策は、すでに多くの人が窓辺にレースのカーテンやブラインドなどを下げて
室内に太陽光が当たるのを防いでいることでしょう。
最近は、昔ながらのすだれを下げる家庭も復活していますね。
昔ながらといえば、このごろ外観のデザイン性から「ひさし」のない住宅が
増えていますが、実はとても大切なものなのです。
窓の上にひさしが突き出ていることにより、直射日光や小雨が入るのを防いでくれます。
リフォーム向きの「後付け用ひさし」があり、デザインや色なども自由に選べます。

照り返し熱とは、真夏のアスファルトが気温よりも熱くなるように、
家の周りのコンクリートや、ベランダの床や金属手すりなどに熱がたまり
それらが放熱している状態です。これを防ぐためには、デッキやベランダなどに
日よけテント(オーニングなど)を付けて、熱をためにくくしましょう。
また、蓄熱しやすいところや、日光の当たる窓際に、
遮熱パネルやスクリーンなどを取り付けるのもいいでしょう。

ここまで、「天井」と「窓」のリフォームを中心に、”暑くない家にする方法”を
紹介してきましたが、もちろん小さな工夫も大切です。
エアコンのフィルターをこまめに手入れし、室外機に直射日光が当たらないようにする。
扇風機やサーキュレーターを併用して、涼風が流れるようにする。
床やイスに肌触りの涼やかな、ゴザや籐などを使う。

ほかにも、みなさんいろいろ工夫していると思います。
どうぞ、熱の侵入を防いだ快適な住宅で、
工夫しながら効率よく涼をとって、元気に夏を過ごしてください。

続・トイレのリフォームについて 鹿児島

こんにちは、成竹です。

前回に続き、トイレのリフォームについてお話しします。
トイレの便器は、機能が日々進化しています。
いまは多くの家庭で、温水洗浄便座を使っていると思いますが、
“電気製品”なので定期的な点検が大切で、ある程度の年数で寿命がきます。
そのときには、さらに高機能で、電力や水量を節約できるタイプが
開発されているはずです。「更新の必要な住宅設備」だと、お考えください。

便器に対する不満で多いのは、掃除が大変なことです。
そこで、掃除が楽になる便器について紹介します。

ひとつは、形や素材を工夫したタイプです。
「掃除のしにくい場所」は、そのまま「汚れのたまる場所」でもあります。
そこで、フチのくぼみなど全体の凹凸をが少ないデザインを選ぶと
汚れが少なく、掃除がしやすくなります。
さらに、表面処理をして汚れが付きにくく加工したものもあります。
これなら、少しの力で汚れが落ちて、掃除時間が短くなります。

もうひとつは、掃除のしやすい機能をつけたタイプです。
便座が便器から少し上がって、つなぎ目に掃除道具(雑巾やシートなど)が
スムーズに入って、奥までしっかりきれいに拭き取れるものです。
実は、この部分の汚れが残っていると、アンモニア臭の原因になるのです。
また、別のメーカーでは、便ふたを閉めてイオンを放出することで
カビを除菌し、臭い分子を脱臭し、手の届かない部分まで
臭いの発生を抑えるというものもあります。

次に、節水について紹介します。2001年ころまでに製造されたトイレは
1回の洗浄に13Lほどの水を使っていました。
しかし現在は、3.5L~4Lほどという、ごくわずかな水量で
きれいに流すことができるようになったのです。

便座の形を工夫し、少ない水でも全体に水流を起こしてしっかり汚れを落とし、
最後に勢いをつけて汚物を押し流すのです。
水量が減ることで、水道水の量が減ることはもちろん、
下水処理量も減らすことができるのです。

さらに、節電効果を上げるために、便座や便ふたに断熱材を内蔵し保温効果をはかり、
電気使用量を抑えるなどの性能も進歩しています。

また、お年寄りは流水レバーが便座の奥にあると、
手を伸ばして操作することが難しくなります。
自動洗浄の便座にすれば、お年寄りでも使いやすくなりますね。

今後も、汚れや臭いを減らす工夫が、もっと進むでしょう。
また、使用エネルギー(水・電気)も、少なくてすむようになるでしょう。

あなたの家族が気持ちよくトイレを使えるよう、
常にトイレの最新情報を集めてチェックしておくといいでしょう。

失敗のない「トイレのリフォーム」の空間作りについて

今回は、トイレのリフォームについてお話しします。

トイレは毎日使う場所で、子どもからお年寄りまで家族みんなが必要とします。
そして、とてもプライベートな場所なのに、ときにはお客様が使うこともあります。
ですから、家族全員が使いやすくて、お客様にも気持ちよく過ごしていただける……
そんなトイレにしたいですね。

そこで今回は、失敗のない「トイレリフォーム」についてご紹介します。

まずは、トイレの入り口からです。
トイレの前に洗面所がある場合、充分なスペースがないと
洗面所を人が使っているときにドアを大きく開くことができなくて
トイレへの出入りがしにくくなります。
「トイレ・リフォームのついでに、洗面所を大きくしたら
収納スペースが増えて、洗顔や歯磨きも広々して便利になったけれど、
トイレに出入りする人と重なって、お互いにやりにくい」なんてことも。
忙しい朝には、ありそうなシチュエーションですよね。
とくに、高齢になると体の動きがだんだん不自由になり、
トレイの出入りや、トイレ室内での細かい作業がしにくくなります。
もしも高齢者がいる場合は、思いきって扉を「ドア」ではなく
「引き戸」「折れ戸」にすると、出入り口が広くとれます。
車いすが必要になったときも、引き戸や折れ戸ならそのまま使えます。

ついでに、トイレの床の高さも気をつけないといけません。
リフォームをして床材(タイルなど)を変えた場合、
段差がないようにすると、足元がフラットになり安全です。

それから、床がタイルの場合にときどきあるトラブルですが
「排水口があるが、あまり水を流す機会がなくて封水トラップの水が蒸発し
下水の臭いが上がってきて臭い」というケースです。
ふだんのトイレ掃除の仕方を考えて、床を水で流すことがないのなら
タイル張りでも排水口は不要になります。

トイレの壁には、ペーパーホルダーやストック置き場、
掃除道具をしまう棚(あるいは掃除道具を置くための床スペース)などが必要です。
これらのスペースが増えて、トイレの空間が狭くなると、動作がしにくくなります。
また、物に手が届きにくい(遠い・高い・低すぎるなど)場合は、ストレスになります。

もしも、便座を大きくしたいと思っているのなら、トイレ室内を広くする
必要があるかどうか(棚や置き場をどこに設置するか)確認しましょう。
また、お年寄りがいる場合は、リフォームのついでに
手すりなどを設置するのもいいでしょう。
こうなると、さらにトイレ室内の広さが必要です。

また、トイレを明るくしたいと思い、窓を大きく作ったり照明を明るくしたら
なんだか落ち着かない空間になってしまった、とか
逆に、ムードのある間接照明を希望したら、暗すぎて健康チェックができない
なんてことも。トイレ室内は、適度な明るさをキープしましょう。

さて、いよいよトイレ本来の機能、便器についてです。
こちらは長くなるので、次週にお話ししたいと思います。

最初に書いたように、トイレは家族全員が毎日、安全に使いたい場所です。
「余ったスペースをトイレにする」と考えるより、思いきって
「ほかの場所を削っても、必要な広さを確保する」と考えてはいかがでしょうか。

きれいに片付けて帰られるのに感心しました。

宮ー103(小林市・宮本様).jpg1日で終わる小さな工事だったのですが、とてもていねいに仕上げていただきました。

エスケーハウスさんにお願いして2回目ですが仕事が終わった後、ゴミひとつ残さずきれいに片付けて帰られるのに感心しました。

                                   宮崎県小林市 宮本様

趣味の部屋をつくろう リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

みなさんの趣味は何ですか?

カラオケや映画鑑賞などのインドアや、
ガーデニングやスポーツなどのアウトドア等
いろいろあると思います。

インドアの趣味はもちろん、アウトドアの趣味でも
その道具や関連雑誌など物が増えて、
困っている人はいませんか。

今回は、「趣味の部屋」を作ろうというお話です。

お子さんが成長して独立した後、
「家の中にあまり使っていない部屋があるので、
住宅補修のついでに納戸にしようか」という
ご相談がありました。

せっかく収納スペースにするのなら、
もっと積極的に自分たちの趣味の合わせた部屋に
するのはいかがですか。

ご主人と奥様、それぞれ別の趣味があるご夫婦なら
両者の道具を置くスペースや、記念品や写真などを
飾る棚を作ってお互いに競い合いながら楽しむ、
なんてのも素敵です。

まず、趣味に合わせて壁や床の材料を選びます。

ピアノなどの楽器演奏をする人や、
映画をゆっくり見たい人はホームシアターのような
防音・吸音効果のある壁や床が必要です。

あるいは、スポーツ用品など汚れ物を置きたい人や、
陶芸・絵画などを趣味にする人は
掃除のしやすい床がよいでしょう。

タイルや自然素材のものを使うと
落ちついた雰囲気で、隠れ家のようなスペースに
なるでしょう。

次に、収納や作業スペースを作ります。

模型づくりや手芸など、
細かな道具をたくさん使う人は
それに合わせて小さな棚や引き出しが必要です。

棚の上部は、でき上がった作品を飾る場所に
するとよいでしょう。

大型の物や長い物など、趣味の道具のサイズが
決まっている場合は、それに合わせて専用の棚を
作るのもおすすめです。

かさばる物も、きちんと置く場所を決めると
散らかることが減ります。

夫婦が別々の趣味を持っている場合は、
左半分はご主人用の棚、右半分は奥様用の棚など、
分けると混乱しません。

もちろん、仲良く融通し合って
収納してもいいですよ。

しかし、作業スペースはできれば
別々に作りましょう。

お互いに、やりかけの物を広げておいたり、
これから使う道具を出して用意したり
スペースを使いたいタイミングが
重なることがあります。

兼用にするとストレスに感じて、
せっかくの趣味が楽しめません。

それぞれ自分のスペースを用意して、
その場所以外は散らかさないようにすると
お互いに気持ちよく趣味を楽しめるでしょう。

最後に、照明です。

読書やパッチワークなど、
手元に充分な明るさが必要な趣味の場合は、
部屋全体の照明以外に、手元を照らせる
ライト(デスクスタンド)が必要です。

光量を調整できる「調光式」もあるので、
昼や夜の環境に合わせて
まぶしすぎないように、あなたの目にぴったりの
明るさで趣味を楽しみましょう。

作品を飾る棚には、天井から間接照明を
当てるなど、ムーディーな雰囲気を
作り出すのもいいでしょう。

住まいは、あなたの”暮らし方”を作る場所ですが、
“生き方”を作る場所でもあります。

充実した人生を歩むために、
自分らしい趣味の空間をつくってはいかがですか。

ご相談・お問い合わせは エスケーハウス株式会社

宮崎・鹿児島で新築住宅・リフォーム・塗装をするなら10年連続地元でNo.1の表彰された「エスケーハウス」

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