「内装変更をしたいけれど、いくらかかるの?」
「薬局内装デザインってどんなのにすれば良いの?」
上記のような疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
薬局にとって、内装デザインは大切な役割を果たします。
この記事では、薬局の内装費用について皆さんの疑問を解消します。
具体的には以下の内容です。
- 薬局の内装費用の相場
- 薬局の内装デザインのポイント
それでは詳しく見ていきましょう。
薬局の内装工事費の相場は?
薬局の内装工事の相場は坪単価10〜50万円となっています。
金額は、内装に使う建材や設備、現状の状態でも変わります。
薬局の内装工事は衣類雑貨などの店舗やオフィスの内装工事と費用の相場は変わりません。
もちろん、建物の規模が大きくなり坪数が広くなるほど費用も上がります。
また、内装費用だけでなく、外観や看板設置の費用、薬局運営に関する設備費なども追加でかかるため注意してください。
薬局の内装デザインのポイント
薬局の内装変更をする上で、大切になるのは内装デザインです。
以下では薬局の内装をデザインする上で大切なポイントをご紹介します。
具体的には、以下の3つです。
- 清潔感のあるデザインなら寒色系を使う
- 安心感のある雰囲気作りには暖色系を使う
- 明るさのある内装デザインに気をつける
具体的に見ていきましょう。
清潔感のあるデザインなら寒色系を使う
薬局の内装デザインは、病院と同じように清潔感が大切となります。
清潔感を出すためには、青に近い寒色系を使うことが有効です。
寒色系の色は、見る人の精神を落ち着かせる効果があります。
ただ、明度や彩度の高すぎる青色は、薬局の性質上、好ましくありません。
このため、白や、白に近い寒色系を使うことで、清潔感を出しながら見た目も良い内装デザインにできます。
安心感のある雰囲気作りには暖色系を使う
清潔感の出る寒色系とは反対に、安心感のある暖色系を使うことで、アットホームな雰囲気を作ることができます。
街に根ざした薬局をコンセプトにしていく場合は、落ち着ける環境を作るために暖色系を使いましょう。
暖色系とは、赤や黄色、オレンジなどの暖かさを感じる色のことです。
ただし、暖色系は明度や彩度が高すぎると興奮作用をもたらしてしまい、落ち着きがなくなってしまいます。
明度や彩度をできるだけ落とした方が良いでしょう。
一般的に「淡い」と言われるくらいまで落ち着いた色を使うことで、アットホームな安心感のある内装デザインにできます。
明るさのある内装デザインに気をつける
薬局の内装デザインには、明るさも大切です。
病気で心がまいってしまっているとき、適度な太陽の光は精神的な落ち着きを与えてくれます。
明るさは清潔感や安心感も同時に与えてくれるので、太陽光を適度に取り入れることが大切です。
ただし、明るすぎたり陽の光が大量に室内に入りすぎたりするデザインでは薬局として成り立ちませんので、バランスを見極めましょう。
まとめ:費用の相場を抑えて薬局の内装をデザインしよう
薬局の内装工事に関する費用の相場は、坪単価10〜50万円程度です。
複数の内装業者に見積もりを頼んで、比較しておくことも大切です。
見積を比較して内装デザインの相場を抑えることで、利用者に優しい薬局にしましょう。