注文住宅において木材を部材として
選択する上でのメリットになる点を
いくつかあげることができます。
とくに鹿児島で注文住宅をご検討されている方に
対して無垢材をおすすめします。
日本では家を作る際は夏を中心に考えるべきと
昔の人は伝えてきました。
なかでも鹿児島は日本有数の高温多湿
の気候の地域です。
したがってこの高温で多湿の気候に合致した
注文住宅による家作りが望ましいと
考えられます。
なかでも木材はこの湿度に対して、
湿度の高いときには木が家の余分な湿気を
吸ってくれて、結露などを防ぐ効果がある
とされています。
たしかにガラスなどの表面には結露することが
あっても木材の表面では結露はあまり見られません。
木材の調湿作用です。
これは鹿児島で注文住宅を造る上で
取り入れていただきたい機能です。
鹿児島での無垢材を使用した注文住宅については
いくつかメリットになることがあります。
しかも無垢材では合板などと比較して
この調湿効果が優れているとされています。
それから木材の持つ断熱効果です。
どんな季節でも木材は金属などと
比べてひんやりしません。
逆に日光が当たっていても表面が
それほど熱くなることはありません。
木の繊維の細胞には空気が豊富に含まれており、
木材自体が高い断熱性を有していることを
示しています。
もちろんこの効果を持つ素材のなかでは
加工度が低い無垢材が優れています。
暑さの厳しい鹿児島の注文住宅において
断熱性に優れている特徴は必要な要件と
いえるでしょう。
したがって無垢材を取り入れた注文住宅は、
快適な住まいとして造る上で鹿児島の
自然環境にうってつけといえるでしょう。
さらに木材のもつ手触りのよさもメリットです。
特に無垢材は年月を経るにつれよい風合いを
示すようになります。
手入れ次第では独特のつやを持つようにもなります。
肌に触れてもひんやりせずどんな季節でも
やわらかな肌ざわりが続きます。
家族の成長とともに家の方にも風格が出てきます。
そして新築の木材を使った家に入ると
いい香りがします。
これは木材持つリラックス効果のある成分です。
したがって上で書いたやさしい肌ざわりとともに
リラックスの相乗効果が期待できます。
木を使った家は乾燥した時期には
自然と木が収縮します。その際に夜などは
パチンとはじける音がします。
これは家の木材が「話」をしている音です。
木が収縮する度合いに合わせて形を変えて、
家を支える部材としてもうまく力を分散させながら
力を維持しています。
また木材のよく人が触れる部分には傷付きにくい
塗装をすることも可能です。
これによって注文住宅を新築に近い状態を
長く維持することもできます。