こんにちは、成竹正光です。
先月の「金環日食」に続き、6月4日の「部分月食」
6日6日の「金星の太陽面通過」など、天体ショーが続きました。
宇宙が見せてくれる神秘的なイベントは、本当に雄大ですね。
さて、そこまで雄大なイベントではないですが、
毎日の生活の中で私たちをリラックスさせてくれるのは、
「お風呂タイム」ではないでしょうか。
ゆったりと湯船につかり、のんびりすると、仕事の疲れはもちろん
日ごろのストレスなどもしだいに消えていくような気がします。
しかし!そのお風呂場が、カビなどによって汚れていては
不衛生だし、気持ちよくありませんよね。
これからの梅雨時は、さらにカビが繁殖しやすくなるので
掃除をしてもなかなかきれいになりません。
そこで、バスルームを今どきの最新設備にすると、
汚れやカビが付きにくく、お手入れも簡単になりますよ。
具体的に、気になるポイントを見ていきましょう。
まず、いちばん多いお悩みは、床や天井の黒カビです。
とくに、浴室の隅にあるタイルの目地は、掃除しにくくてカビの目立つ場所です。
黒カビは、石けんカスや水あかなどの汚れを栄養にしています。
そこに、いつまでも湿気があると、ますます繁殖してしまいます。
そんなお風呂場は、「水はけのよい床」にすることをご提案します。
水がたまりにくい独特のパターン溝のある床は、
水滴が残りにくくすぐに乾くので、カビが発生しにくいです。
また、「汚れの付きにくい床」にすれば、カビの養分になる皮脂汚れがたまらず
お掃除も楽になり、一石二鳥です。
次に、だれでも掃除をするのがいやな、排水溝についてです。
あのヌメヌメした汚れは、カビではなくロドトルラという酵母の一種だそうです。
ピンク色の色素を持っていて、カビのように目地などの材質に入り込むことはありませんが、
十分な栄養がなくても水分があればすぐ発生し、増殖スピードが速いのが特徴です。
そこで、排水溝などを「抗菌加工」された材質にして、
簡単に掃除ができる「取っ手付きヘアキャッチャー」など手を汚さずにすむ
仕様にするとよいでしょう。つまり、ヌメリが増える前にすぐ
「簡単に手を汚さず掃除できる」ことが大切なのです。
そして、最後は「浴室内の凹凸を減らす」ことです。
例えば、浴室ドアのゴムパッキンは汚れがたまりやすく、カビも発生しやすいです。
また、ドア下の換気口もほこりがたまりやすく掃除がしにくいところです。
そこで最近の浴室ドアには、ゴムパッキンのでっぱりがなく、水が残りにくく
掃除のしやすいタイプが使われています。
換気口もドア下ではなく、ドアとドアのすき間に、縦に空気の通り道を
確保できるようになっています。これなら、ほこりがたまりにくいですね。
このようにイマドキは、さまざまな研究によって「抗菌素材」を使いながら、
「水滴がたまりにくい構造」の天井・壁・床にして、「ドアに工夫」を凝らして、
カビや菌の少ない清潔で、掃除のしやすいお風呂場が増えているのです。
きれいなバスルームで、心も体もゆったりして、リラックスタイムを楽しんでください。