こんにちは、成竹です。
9月になり少しずつですが、季節が夏から秋へ変わっていきます。
まだ、夏物の服をしまうのは早いですが、だんだん秋服が必要な日が増えていきます。
今回は、衣替えにも便利な【クローゼット】についてお話しします。
スーツやワンピースなど、畳んでしまいにくいものは、
ハンガーにかけたまま収納する人が多いと思います。
洋服ダンスではスペースが限られるし、季節ごとに入れ替えるのも大変です。
こんなときはやはり、収納力が高く使いやすいクローゼットをおすすめします。
リフォームでクロゼットを作る場合、大きくわけて
収納専用の部屋を作る「ウォークインクローゼット」と
壁面に一列に洋服を並べる「壁面クローゼット」 があります。
「ウォークインクローゼット」 は、洋服だけでなくスーツケースなど大きくてかさばる物や
カバンや帽子など何でもまとめて収納できるので、部屋の中がスッキリします。
しかし、クローゼット内を歩くスペースが必要ですから、その分を計算すると
単位面積あたりの収納着数は「壁面クロゼット」の方が多いです。
つまり、部屋をスッキリさせたいのなら「ウォークインクローゼット」
狭いスペースにたくさんの服を片付けたいのなら「壁面クローゼット」が有効でしょう。
クローゼットのリフォームには、いろいろな方法があります。
まずは、壁に扉とパイプを直接取り付ける「木工事」について。
壁面クロゼットの場合、一般的に全面が扉になります。
じゃばら折りにして全開口できる「折れ戸」なら、
吊してある洋服をいっぺんに見ることができ、出し入れも便利です。
しかし、ベッドや大きな棚があるなど、扉の前のスペースが限られる場合は
「引き戸」がよいでしょう。
また、動線の都合で体を斜めにしないと扉をよけられない場合も
「引き戸」の方が無難です。
いずれにしても、クローゼットの扉は壁と同じように広い面積になりますから
インパクトの強い色や凝ったデザインを選ぶと、圧迫感を感じてしまいます。
部屋全体のイメージにマッチした、シンプルなものがよいでしょう。
ほかには、クローゼットの家具をオーダーメイドで作る「造作家具」、
既製品のパーツを組んでクローゼットにする「システム家具」があります。
家具店で売っているクローゼット家具を買ってくる「置き家具」 は、
模様替えなど簡単に場所を変えることがきるので
生活スタイルが変わったときも柔軟に対応できます。
最近増えているのが、「押入れをクローゼット」にリフォームするケースです。
押入れは奥行きが深いので、手前と奥の2列パイプにすると便利です。
また、下の段にしまいたい物(カバン・靴など)にあわせた棚を作り、
その手前に可動式のハンガーラックなどを置くのも、スペースが有効に使えます。
クローゼットを利用して上手に収納できれば、洋服選びも楽しくなるかもしれません。
どうぞ秋から冬にかけて、おしゃれも楽しんでください。