みなさんの家では、車をどのように駐車していますか。
今回は、駐車場(カーポート・ガレージ)についてお話しします。
マイカーを自宅の敷地に駐車している場合、
車体を風雨から守るために、あるいは車の防犯のために、
屋根や門(カーゲート)があると便利です。
また、車に乗って家から出かけて、
帰ってきたら荷物を家に運ぶなど、使い勝手を考えると
駐車場は玄関から道路へ出入りする途中にあると理想的です。
帰ってきたら荷物を家に運ぶなど、使い勝手を考えると
駐車場は玄関から道路へ出入りする途中にあると理想的です。
具体的に、駐車場の場所を決めて整えていくために
車の台数・車のサイズ(長さ・幅・高さ)・ドアの開閉スペースなど
を確認します。
を確認します。
さらに、自転車やバイクなども置く場合は、
そのスペースも考えます。
そのスペースも考えます。
また、小さな子どもがいればベビーカーの出し入れをしたり、
お年寄りがいれば車いすから乗り降りができたりするよう考慮するといいでしょう。
駐車場にする場所が決まったら、まず床面をどうするか考えます。
コンクリートやレンガ、石などいろいろな素材があります。
庭の雰囲気にあわせて床材を選んでもいいでしょう。
屋根は、素材もスタイルも豊富にあります。
好みで決めてもいいのですが、
好みで決めてもいいのですが、
台風など風雨の強い地域や、雪の多い地域などは、
特徴をふまえて選ぶ必要があります。
特徴をふまえて選ぶ必要があります。
また、ワンボックスやRVなど車高の高い車は、
充分な高さが必要です。
充分な高さが必要です。
屋根のスタイルには、
支え方によって次の2つのタイプがあります。
支え方によって次の2つのタイプがあります。
「片流れタイプ」は、左右どちらか片方に柱を立てて屋根を
支持するものです。
支持するものです。
片側に柱が集中するためデッドスペースが減って、狭い場所でも設置しやすいです。
2台駐車をする場合、片流れを向かい合わせに
組み合わせると「M合掌」、
組み合わせると「M合掌」、
背中合わせに組み合わせると「Y合掌」になります。
「両側支持タイプ」は両側に柱を立てて屋根を支持するものです。
安定感があるので、雪の重みに耐え、
強い風にも負けないでしょう。
強い風にも負けないでしょう。
いずれも、支持の方法によって
「上吊りタイプ」と「下支えタイプ」があります。
「上吊りタイプ」と「下支えタイプ」があります。
上吊りタイプは吹き上げる風に強く、
下支えタイプは積もる雪の重みに強いでしょう。
下支えタイプは積もる雪の重みに強いでしょう。
屋根の素材はそれぞれに次のような特徴があります。
「ポリカーボネイト」は、非常に粘り強い性質があるので
衝撃に対して強く、
屋根を引っぱる力とのバランスも良い素材です。
屋根を引っぱる力とのバランスも良い素材です。
熱線吸収機能を持つものなら、
熱線(紫外線)をカットしてくれるので
熱線(紫外線)をカットしてくれるので
真夏に車内の温度が上昇するのを抑えてくれます。
「スチール折板」は、耐荷重性と遮熱性に優れた素材です。
積雪や強風の地域で、よく利用されます。
「アルミ形材」は、遮光性と遮熱性に優れ、錆びに強い素材です。
「波板」は、昔から使われ広く普及している素材です。
床と屋根が整えば、立派なカーポートのできあがりですが、
さらに人通りの多い道路に面した場所では
カーゲートをつければ、車への落書きやいたずらなどを防げて安心です。
家の門扉やフェンスと同じシリーズ(あるいは、似た雰囲気)の商品をつければ、
住宅全体の雰囲気が整って落ちつきます。
さらに、愛車を大切にしたい人は、車庫(ガレージ)を作れば
雨・風・ほこりから、ガードすることができて安心です。
独立したものや、住宅の一部に組み込んだものがあります。
ガレージには、車の手入れをするために
使う道具や工具を収納する棚などを
使う道具や工具を収納する棚などを
作っておくと便利です。
ガレージに限らずカーポートの場合でも、
カー用品の収納場所外に
カー用品の収納場所外に
次のような設備があるととても便利です。
照明、コンセント、水栓柱、タイヤ止めなど。
カーマニアでなくても、
あなたの大切な足になってくれる車ですから、
あなたの大切な足になってくれる車ですから、
自分も快適に使えて、車も長持ちするように、駐車場を整備してはいかがですか。
ドライブや毎日のカーラフが、
もっと楽しく便利になると思いますよ。
もっと楽しく便利になると思いますよ。