こんにちは、成竹です。
12月になりました。主婦の皆さんにとって今月は、
クリスマスのご馳走を作ったり、お節料理の準備をしたりと、
キッチンに立つ機会が増える時季ではないでしょうか。
また、年末には大掃除をするので、キッチンの汚れが気になるときでもあります。
最近は、お手入れのしやすい台所設備が増えているので紹介いたします。
掃除が面倒な台所設備といえば、[レンジフード]ではないでしょうか。
油汚れがベトベトするし、奥まできれいにするには大変ですよね。
ところが最新のレンジフードは、フィルターやオイルトレーなどのパーツが
取り外しやすくなり、凹凸も少ないので、お手入れがしやすくなっています。
表面は、サッと拭くだけできれいになるものや、
ぬるま湯につけておけば汚れがはがれ落ちるものがあります。
フィルターは小型化されながらも、油汚れをしっかり吸い取って、
ファンなどの内部汚れが少ないものが増えています。
また、昔のレンジフードというと、大きくて黒いものが多かったですが、
最近は、モダンなデザインの浅型で、明るい色(シルバーなど)があります。
これなら、オープンキッチンでも、おしゃれにコーディネイトができそうです。
次は、[コンロ]についてです。コンロも油汚れが多いし、
五徳(ごとく)やグリルなどのパーツがありお手入れしにくいですね。
少し前は、「フラットな表面が拭きやすいから」と、IHヒーターを選ぶ人もいました。
(もちろん、ほかの理由でIHヒーターを選ぶ方も大勢います)
お手入れのしやすさだけで言えば、最近のガスコンロは五徳が小さくなり、
表面も拭き取りやすく、五徳自体を食洗機で洗えるようになりました。ですから、
ガスでもIHでも、最近のコンロはお手入れがしやすいようにかなり改善されています。
お好み(料理のしやすさやエネルギー源をどうするか)で選べばよいでしょう。
グリルも、受け皿や焼き網がコーティング加工されて、汚れ落ちがよくなっています。
クリーニング塗装が施されているタイプなら、グリル内を空焚きすることで
汚れを分解・酸化・消臭するものもあります。
最後は、[シンク]です。
シンクは、食材はもちろん、料理機具や食器などを洗うので、
料理の最初から最後まで何度も使う場所ですね。
油ぎったフライパンや汚れたお鍋を洗うと、シンクがベトベトになったり、
カウンターとシンクの継ぎ目に汚れがたまったりします。
そこで最近、料理好きの人のキッチンに増えているのが、人造大理石のシンクです。
この場合、カウンターも人造大理石を使うパターンがほとんどで、
段差やつなぎ目がないので汚れがたまらず、掃除がとてもしやすいです。
かつては、人造大理石は熱や衝撃に(ステンレスより)弱いことが心配でしたが、
最近のシステムキッチンの人造大理石は、それも改善され割れにくく耐久性があり
さらに、人造大理石の良さである優れたデザイン性や豊富な色合いに人気が出ています。
ステンレスではどうしても付いてしまう細かいキズや、こびりついた汚れを
ナイロンたわしでこすって落として、自分で修復することができます。
これからのキッチンは、丈夫で使いやすいだけでなく、
お手入れが簡単で、見た目がおしゃれで、楽しく料理や片付けができる……
そんな暮らしを選びませんか。