こんにちは、成竹正光です。
春の便りが待ち遠しい季節です。暖かくなるとガーデニングをしたり、
家の周りのエクステリアをきれいに整備したくなります。
でも、足元ばかりきれいにしても、家の屋根や外壁がボロボロのままでは
家族みんなが安心して暮らす住まいになりません。
今回は、「屋根や外壁の塗装」についてのお話です。
住宅の屋根や外壁は、毎日、紫外線や風雨を受け続けているので、
気づかないうちに劣化が進んでいます。
ちょうど街角に貼ってあるポスターが徐々に、色あせたり汚れたりするのと同じです。
でも、自分の家の屋根や外壁については、みなさん「まあ、大丈夫だろう」と思い
判断がおろそかになってしまいます。
しかし、屋根や壁の塗装は、外観を美しくするだけでなく、
建物を保護するという大切な役割があります。とくに
「住宅の寿命は、屋根によって左右される」と言ってもいいほどなのです。
屋根や外壁の塗装の耐久年数は、
建物の材質や環境、塗装の素材や工程などにより異なるので、一様には言えません。
メーカーによっては、ウレタン塗装7年・シリコン塗装12年・フッ素15年など
目安の数字を出しているところもあるので、参考の一つにはなるでしょう。
ただ、猛暑で紫外線や赤外線のダメージを受けることが多い年があったり、
豪雨や大風で激しい雨風にさらされる年があったりします。
そんな年が続くと、予想よりも早く塗装が傷むことがあります。
塗り替えのタイミングを判断するのに、塗装を目で見て手でさわる方法があります。
さわったとき、指先に白っぽい粉が付く場合は、塗装表面が劣化し崩壊し始めています。
さらに状態が進むと、塗装がひび割れ始めます。
こうなったら、目安の耐久年数以前でも、早めに塗り直した方が良いでしょう。
ちなみに、弊社で使っている塗装は、「遮熱遮冷タイプ」です。
これは、夏の熱暑や冬の寒気を防ぐもので、外気の影響を
できるだけ住まいに及ぼさず、快適に暮らせるようになっています。
そのおかげで、エアコンなど冷暖房費も節約することができるのです。
また、特殊設計の塗料のため、
カビや微生物などが簡単に増えない対抗性があり、とても衛生的です。
さらに、透湿性に優れ、建物内部の結露を防止する効果もあります。
みなさんの住まいが、長く快適であり続けるよう
ときどき屋根や外壁の塗装について、見直してください。