こんにちは、成竹正光です。
5月下旬は、暑い日が続きましたね。
日の沈む時刻も遅くなり、外で過ごす時間が長くなってきました。
これからの季節は、自宅の庭に出る機会も多いのではないでしょうか。
そんなとき、ウッドデッキやテラスなどがあると便利です。
あるいは、すでにデッキやテラスがあるお宅では、本格的な利用季節を迎えるにあたって
傷んだところや、直したいところがないか、チェックしておきましょう。
デッキやテラスを新設する場合でも、リフォームする場合でも
家族構成やライフスタイルの変化によって、使い方が変わっていくので
現在のあなたの暮らし方を見返して、どんなふうに使いたいか
まずはいろいろ考えてみましょう。
例えば、風を感じながら友達とお茶を飲む「オープンカフェ」にしたり、
家族みんなで肉や野菜を焼いて食べる「バーベキュー場」にしたり……。
こんな場合は、リビングやダイニングから出入りしやすいように
足元の段差をなくして、フラットにするとよいでしょう。
それにあわせて、デッキの素材やイメージを室内インテリアと合わせると統一感がでて、
リビング(ダイニング)も広くなったように感じます。
「アウトドア系の趣味」がある人は、キャンプやスポーツ用品、釣り具などを置いたり
それぞれの道具の手入れをする場所に利用できそうです。
こんなときは、外で遊んで汚れた物を持ち込んでも、掃除がしやすい床がよいでしょう。
家族が大勢いるなど洗濯物が多い家庭では、
梅雨時や冬季の「干し場所」としても活用したいですよね。
また、「ガーデニング」が好きな人のいる家庭では、
庭の一部として作業場にしたり、きれいに咲いた植物を飾ったりしたいでしょう。
そして、ときにはガーデニング作業の合間に、お茶を飲んで一息つくスポットにしたり
冬季の温室の役目も果たしたいと思います。
こんなふうに、自分たちがデッキやテラスをどう使いたいか具体的なイメージを描くと
そのために必要なもの(目的にあった置き場所や物をかける場所など)もみえてきます。
備えておきたい装備があれば、逆に使用しない方がいい装備もあります。
例えば、「オープンカフェ」として使う家庭では、真夏の暑さがしのげるよう
室内のエアコンが流れこむようにしたいですね。
屋根にも、紫外線や熱を防ぐ加工があると、さらに過ごしやすいでしょう。
しかし、「ガーデニング」の延長場所にする場合は、植物への影響を考えて
慎重に検討した方がいいかも。
また、「バーベキュー」や「ガーデンパーティー」をする場合は、
外部の視線が気にならないように、敷地をフェンスや垣根で囲います。
こうすれば、プライバシーを守りながらゆっくりくつろげるでしょう。
デッキやテラスでは、気軽に四季の行事を楽しむことができます。
夏至の夜はキャンドルを灯して長い夜を味わったり、
七夕には笹飾りを置いて星空をながめたり、
中秋には団子やススキを供えて名月を観賞したり。
きっと、あなたの暮らしに潤いが生まれるでしょう。
どうぞ、あなたらしく楽しみながら
風と笑顔の行き交う場所になることを願っています。