誰でも簡単!! 自分で出来る耐震チェック術とは…? リフォーム鹿児島

こんにちは、成竹正光です。

最近は、大きな地震や火山の噴火など、
自然災害が続いていて心配ですね。

日ごろから家の中で、家具や大型家電の
転倒防止など対策をしていると思いますが、
巨大な地震になると「住宅」そのものが壊れる
危険があります。

あなたの住んでいる家が倒壊してしまうと、
あなたや家族の命が危なくなります。

運良く家の外に出られても、しまってあった財産や
思い出の品を失うことになります。

そこで、地震の多いこの国で安心して暮らすには、
「地震で簡単に壊れてしまわない家」に
することが大切です。

まずは、自分の住んでいる家が、
ある程度の地震に耐えられる住宅なのか、

それとも、とても危なくて
耐震リフォームが必要な住宅なのか、チェックしましょう。

これから紹介する、5つのポイントについて、
自分の家はどうなのか考えてください。

まず1番目は、家を建てたのが「1981年より前」か?

1981年6月に建築基準法が改正され、
耐震基準が強化されました。

それよりも昔に建てた家は、
古い耐震基準のため地震に弱い可能性があります。

実際に阪神淡路大震災のとき、
建築年が1981年より前の家と後の家では
被害の程度に大きな差があったといわれています。

2番目は、「老朽化」していないか?

この場合の老朽化とは、単純に古い家ということでなく、
土台や柱が腐ったり、シロアリ被害に遭ったり、
してないかということです。

先ほど紹介した、「1981年の耐震基準」をクリアしていても
その後のお手入れが悪かったり、土地の環境が悪かったりすると、
土台や柱が地震の揺れに耐えられないかもしれません。

3番目は、「一階の壁が少ない」造りになっていないか?

例えば、店舗を併設していて、

その部分が広い間口になっている。
一階の一部を駐車場にしていて、その部分に壁がない。

庭に面したリビングに、高いところから足元までの
大きな窓がありそれが何枚も続いて、
ガラスが壁のようになっている。

このような場合は、少し心配です。
建築時にきちんと設計計算し、

補強する柱が立っていれば大丈夫かもしれませんが、
増改築などで壁が少なくなった場合は、
耐震性も落ちてしまいます。

4番目もこれに似ていますが、
「一階より二階がはみ出た」造りになっていないか?

先ほど例にあげた駐車場で、
2面以上壁がない場合もそうです。

また、自転車や大型の物を置いたり、
趣味の活動するために、一階のすべて
(あるいは一部)がピロティー状態の家もそうです。

5番目は、4番と逆なのですが、
「二階が極端に小さい家」ではないか?

一階が大きければ、二階はどんなふうでも
大丈夫だと思われますが、

二階の外壁が一階の外壁とそろっていない場合は、
下が空間(一階が部屋など)の場所に
壁や柱が位置することになり、
建物に負担がかかってしまいます。

理想は、二階の外壁はできるだけ
一階の外壁とそろっていた方が、
丈夫な家になります。

ここまで、耐震性が心配なケースを紹介しましたが、
あなたの家はどうでしたか?

思い当たることがある場合は「耐震診断」をして、
危険かどうかチェックしましょう。

最近は、自分の住んでいる市町村役場で耐震診断を無料、
あるいは安価で請け負って(あるいは紹介して)
くれるところが増えています。

地域によっては、耐震診断の応募期間や、
診断対象が決まっていることもあるので、

それぞれの窓口でお問い合わせください。
もちろん、当社にご相談してくださっても
大丈夫です。

そんな「耐震診断」を受けて、
もしも結果が問題ありとなった場合
どんな工事が必要になるのか、次回にご紹介します。

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