本日は、宮崎市国富町の現場から
コーキングについてお話ししたいと思います。
みなさんは、コーキングというものをご存じですか?
上記写真のボードとボードの間の目地の部分がコーキングと
呼ばれる部分になります。
では、それは何のためにあるのでしょうか?
コーキングを行う理由
コーキングとは外壁の継ぎ目や窓のサッシ廻りなどに使用して、
雨水の侵入や地震による揺れを吸収するための
非常に大切な部分です。
コーキングの耐久年数は、永久ではありません。
一般的な業者の使っているコーキングは
10年前後の耐久性のものが非常に多く使われています。
事実、大袈裟でもなんでもなく、
宮崎県内のほとんどの塗装屋、防水屋が使っている
コーキングはそういった耐久性の低いコーキングです。
この耐久性の低いコーキングを使うと、
また7、8年でコーキングにひび割れが生じてしまい、
そこから雨水が入り、
柱などの内部の木材部分が腐食してしまうおそれがあるのです。
近年では耐久年数30年の超耐朽性のコーキング材
も開発されていますので、
トータルコストメリットのある超耐久性コーキングを
選ばれることをお勧めいたします。
施工の流れ
さて、実際のコーキング工事の流れとしては、
1 古くなったコーキング材を剥します
2 外壁やサッシを汚さないようにコーキングする周りには、
養生をします
3 プライマーを塗る
(外壁とコーキング材の密着を良くさせるための材料です
4 ガンという道具を使ってコーキング材を打っていく
5 そのあとにゴムヘラを使って綺麗に整えます
(その時に、隙間などが出来ないように注意します)
6 終わったら養生を剥します。
これでコーキング工事の作業は終わり、
いよいよ次に外壁の塗装工程に入っていきます。
私たちの住んでいる宮崎市は非常に紫外線の
害の強い地域です。
ですから、思っている以上に早くあなたの住まいの
コーキングもひび割れてしまいます。
小さいひび割れもそのまま放置していると年数が経つにつれて
徐々に劣化していきます。
その劣化した部分から雨水が侵入し、
住宅内部の木材を腐食してしまい最悪の場合は、
雨漏りの原因になります。
そうすると、リフォームや外壁の張替えなど多額のお金がかかる
可能性があります。
是非、早めにコーキングの補修をお勧めいたします。
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