屋根・外壁塗装の塗膜剥離(剥がれ・膨れ)の原因と対処法!
もしあなたが外壁や屋根の塗り替え工事を経験し、そしてこのページをご覧になっているのであれば外壁、あるいは屋根の塗膜剥離(塗膜の剥がれや膨れ)に悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
・なぜ我が家の外壁(屋根)がこんな目に遭わなくてはならないのだ
・何が原だったのか
・塗装店に失陥工事をされたのか
多くの方が考えれば考えるほど混乱するでしょう。
なぜなら施工業社に電話をしたら倒産していたり、あなたの家の構造上の
問題だと業者に言われた。
この記事では「剥離(屋根・外壁の剥がれ)」の原因や対処方法をお伝えします。
ただ、過度な期待はしないでくださいね。
この記事でお伝えする内容は膨大な事例の一部でしかありません。
100軒あれば100通りの外屋根の傷みがあります。
ですから、このブログではすべてをお伝えすることはできないのです。
しかし、塗膜剥離(屋根・外壁の剥がれ)の原因となる大きな要因を抑えておくだけで
今後の対処法としてかなり役立つはずです。
屋根・外壁塗装の塗膜剥離(剥がれ・膨れ)の7つの原因
まずは塗膜剥離(屋根・外壁塗装の剥がれ)の原因は大きく7つに分かれます。
1.塗装の下塗り材を間違える
2.塗装工程を省く手抜き工事(ケレン工程や下塗りを省くなど)
3.塗膜の感想不足に起因する塗膜剥離
4.漏水にきいんするとなく剥離(膨れ)
5.高圧洗浄不足
6.外壁の材料に起因する剥離(膨れ)
7.凍害の金による塗膜剥離
原因を把握しなければ対処方法を十分に生かせなくなってしまいます。
まずは、原因を把握して対処を優位に有効活用しましょう。
1.塗装の下塗りの選択間違い
塗装の下塗り材は外壁の材料に合わせたものを使わなくてはいけません。
特に現在のサイディングにはコーティング材は日進月歩で進化しています。
無機系、セラミック系の塗膜には一般的な下地材は密着しません。
知識の乏しい個人の塗装屋さんが下地選択を失敗して取り換えしの付かない状況になっている現場を見聞きしたことがあります。適していない下塗り材を使うと短期間で塗装ベロネロに剥がれたり膨れたりします。
2.塗装工程を省く手抜き工事(下塗りやケレン工程を省くなど)
悪徳業者に工程を依頼すると必要な塗装の工程が省かれてしまいます。
例としては、下地調節のケレン作業や下塗りの工程を省くなどですね。
下地調節や下塗りの工程を省くと塗料に外壁に付着しにくくなるので塗膜がはがれやすくなります。
※工程についての詳細は「外壁塗装の工程は?塗装以外も重要」をご覧ください。
3.塗膜の乾燥不足に起因する塗膜剥離
塗装工事で塗料が乾燥しないうちに次の工事をいしてしまうと乾燥不良を起こします。
乾燥不良をおこした塗膜は寿命が短くなってしまい短期で剥がれるでしょう。
また、塗膜が乾燥不良になると白く濁って仕上がりが悪く、または艶がなくなる、というデメリットもあります、
当然耐久年数も著しく低下します。
塗装工事は湿度85%の時は施工不可です。
当たり前の知識ですが覚えておいてください。
4.漏水に起因する塗膜剥離
漏水が発生すると塗膜の内側から水が漏れてきます。
漏れた水が塗膜の内側にたまってしまい、「膨れ」という現象が発生してしまうでしょう。
「ふくれ」は塗膜が膨れる現象です。
一般的に原因は2つです。
1.塗装の内部に空気や水が入り込んで逃げ場を失うために発生
2.既存塗膜に合わない下地や上塗り(強溶剤:強いシンナーを使った塗料)を塗ったことより既存塗膜が解けて密着不良を起こして膨れが発生。
漏水によってふくれが発生したら水の逃げ場がありません。結果内部がどんどん腐っていきます。
また、一度膨れた塗膜はもとに戻らないため、剥がれるのを待つだけとなるでしょう。
5.高圧洗浄不足
外壁や屋根の塗装には高圧洗浄が欠かせません。
高圧洗浄で洗浄するだけで表面の汚れをおとし、塗装を付着しやすくします。
高圧洗浄が不足すると汚れ(カビ・藻)が十分に落ちないため塗料がはがれやすくなります。
訪問販売の業者など高圧洗浄は不良だと主張すると飛んでもない業者もいます。
昔であれば珍しくありませんが、現在では高圧洗浄をしなければ塗膜剥離が当然起きると考えられています。
できれば水だけで行う高圧洗浄だけではなく
植物性のバイオ洗浄剤を行うと安心です。
塗膜剥離を防ぎたいのであれば高圧洗浄は必須の工程といえるでしょう。
6.壁全体に起因する剥離
外壁材によっては塗膜がはがれやすくなります。
例をあげると、「モルタル外壁」は日々割れが起こりやすいといったものがあります。
そういったひび割れが起こりやすいといったものがあります。
そういったひび割れから水が入ってきて塗膜が剥がれます。
他にも「塩化ビニル樹脂」の素材は表面がつるつるで塗料が付着しにくいので、塗装前にサンドペーパーで表面を削らなくてはなりません。
また、蓄熱性(断熱性)の高いサイディングに弾性塗装を行うと、熱によって塗膜がはがれてしまうで塗料の選定には注意が必要です。
7.凍害に起因する塗膜剥離
水分が凍ることで様々な問題を引き起こすのが凍害です。
外壁が窯業サイディングの場合は水分を吸収し康ため凍害の影響を受けやすいです。
特に乾燥しにくい北面のサイディングにこの症状は多く見られます。
症状が酷い状態の上に塗装を行ってしまうおtまた、すぐに凍害によって塗装が剥がれる危険性が高まります。
症状が酷い場合は張替えをお勧めします。
屋根・外壁塗装の塗膜剥離(剥がれ・膨れ)を
起こさないために事例と方法を知ろう。
屋根や外壁で塗膜剥離を引き起こさないためには、
過去の事例や対処方法をしたなくてはなりません。
事例と対処方法を把握すればあなたの家の外壁で同様の時れが発生しても
落ち着いて対策が取れるでしょう。
事例1
塗装してから10年程度が経過して塗膜が剥がれてきた
対処方法
10年が経過している場合は経年劣化にヨロ塗膜剥離の可能性が高いです。
塗装が寿命を迎えているため塗り替えを行いましょう。
もし10年という塗り替え時期が短いと感じるなら耐用年数(塗り替えまでの年数)が15年以上ある「フッ素塗料」を使うと良いでしょう。
ただし湿気が多い地域や地区だと周辺環境が外壁にとって厳しいため、
フッ素塗料を使ったとしても10年以ないに塗膜剥離が起こる可能性があります。
事例2
塗装工事をしたのに1年後に塗膜剥離が起こった
対処方法
塗り替えから1年で塗装が剥がれてしまった場合は業者の施工不良の可能性が高いです。
下地処理や、下塗り材の選定を間違えた、あるいは手抜き工事を行っているかもしれません。
一年で塗膜剥離が起こった場合は業者に確認して無償での補修を依頼しましょう。
対策としては短期間で塗膜剥離が起こっても安心できるよう工事の保証内容を確認することです。施工後10年は無償で塗りなおしをしてくれる業者もあります。
塗装工事をする際は施工保証が何年あるかどこまで無償で対処してくれるか、会社が倒産しても有効なのか確認しましょう。
事例3
屋根を塗装して3年で錆びてきた
対処方法
屋根塗装の寿命は外壁よりも短く、8年程度が多いいです。
しかし、適切な塗装を行えば、金属屋根であっても3年で錆びることはほとんどありません。
原因として考えられるのは、塗装の際に錆止めを使わなかったか、
下地処理の方法を間違えている場合です。
金属屋根の塗装では下塗りで錆止めを使わないとすぐに錆びる危険性があります。
また、既に錆びている部分は塗装をする前に削り落とさなければ錆やすくなってしまいます。
対策としては、確かな技術を持つ業者に依頼したうえで、工事を監視することです。
十分な技術を持つ会社なら錆止めで失敗することはありません。
見積り段階で複数の会社に無料見積もりをしてもらい、
工事内容を比較して優良業者を選びましょう。
優良業者を選んだ後も、業者が適切な工程を
行っているかどうか知るために
「工事ごとの写真」を撮影してもらうことをお勧めします。
工程ごとの写真を撮影すれば業者も手抜き工事をしにくくなるでしょう。
塗膜剥離は業者選択の段階で決まる!
塗膜剥離が起こる原因は大きく分けると2つだけです。
1.業者が手抜き工事やミスをする
2.経年劣化による自然現象
自然現象は止められません。
しかし業者の施工不良やミスが原因の場合は防止できます。
このため、適切な業者に依頼するだけで塗膜剥離はほとんど回避することができるでしょう。
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適切な業者の見分け方としては実績で確認するというものがあります。
特に、売り上げNO.1とか、施工事例実績が数万件ある業者なら信頼性は高いでしょう。
もし宮崎県や鹿児島県にお住まいで塗膜剥離を避けたいのなら「エスケーハウス」を利用するのがオススメです。
「エスケーハウス」は南九州地区で売り上げNO.1の実績があり、
住宅の施工実績も10,000件を超えています。
豊富な業績のある業者ですからミスによろ塗膜剥離を引き起こす心配はないでしょう。
塗膜剥離を引き起こして再塗装する手間や時間を考えると、最初の業者選びに時間を使うのは賢い選択と言えます。
塗膜剥離を避けたいのなら業績がある業者を選んでください。