2019.8.2

外壁塗装をしないと起こる10の問題と6つの解決策!

塗膜の剥がれ

「壁塗装ってしなくても問題ないのでは?」

「見た目を気にしないなら塗装は必要ない」

 

こう考える人がたまにいます。

実際には外壁塗装をおこなわずに放置するとさまざまな問題を引き起こすでしょう。

 

この記事では、外壁塗装をしないことで起こる10の問題と、対策を紹介します。

塗装をしないデメリットを把握することで致命的な失敗を避けられるでしょう。

 

外壁塗装をしないと起こる10の問題点

外壁塗装工事 モルタル

外壁塗装をしないと起こる10の問題点とは以下を指します。

 

  1. カビやコケが生える
  2. 汚れが目立つ
  3. ひび割れが起こる
  4. 塗膜が剥がれる
  5. 外壁材が劣化する
  6. 建築材が劣化する
  7. 補修費用が増える
  8. 雨漏りが発生する
  9. 地震の際に崩れやすくなる
  10. 訪問営業の業者が増える可能性

 

それぞれの問題点を具体的にチェックしてみましょう。

 

カビやコケが生える

外壁カビコケ状況

 

外壁塗装をしないで放置すると外壁にカビやコケが生えやすくなります。

塗膜(塗装の膜)が劣化したために防カビ性が低下してしまうためです。

カビやコケが生えると外壁の見栄えが悪くなるでしょう。

 

汚れが目立つ

外壁の汚れ

外壁塗装をしないと塗膜の防汚性が低下するため汚れがつきやすくなります。

汚れがついても外壁が劣化しやすいといった問題はありませんが、見栄えが悪くなるでしょう。

 

ひび割れが起こる

補修が必要な外壁の傷み 

外壁塗装をしないと塗膜や外壁材にひび割れが起こります。

ひび割れが発生すると外壁の見栄えが悪いだけではなく、外壁材を劣化させたり腐食させたりします。

最悪の場合はひび割れの隙間から雨水が侵入して雨漏りを引き起こすでしょう。

 

塗膜が剥がれる

塗膜の剥がれ

外壁塗装をしないで放置すると塗膜が剥がれて下塗り材や外壁材が露出します。

露出した外壁材は紫外線や雨を直接受けてしまうため劣化しやすくなり、リフォーム時の補修費用が高額となるでしょう。

 

外壁材が劣化する

板金屋根錆の発生

塗膜が剥がれてさらに放置すれば外壁材が腐食するなどの問題が起こるでしょう。

劣化した外壁材は元には戻りません。

 

軽度の劣化なら補修が可能ですが、変形や破損といった重度の場合は交換が必要となり工事費用が増えるでしょう。

 

建築材が劣化する

天井の様子

外壁材が劣化してなお放置すれば、建築材が腐食するおそれがあります。

建築材が腐食してしまうと建物全体に影響を与え、最悪の場合は住宅の建て直しが必要となるでしょう。

 

外壁塗装だけであれば100万円程度で済むリフォーム費用が、建て直しとなれば2,000万円をこえます。

 

補修費用が増える

モルタル壁 クラック

外壁塗装をしない場合、外壁材や建築材が劣化して補修費用が増えます。

たとえ塗膜だけの劣化で済んだとしても、長く放置するほど補修部位が多くなるため補修費用は高額となるでしょう。

雨漏りが発生する

雨漏れ 発生

外壁塗装をしないで放置すれば外壁材の劣化は避けられません。

やがて隙間ができて雨漏りが発生し、補修のために数十万円の費用が必要となるでしょう。

 

雨漏りが発生すると、いつ雨水が落ちてくるか心配になり、水滴の音に悩まされて家のなかで落ち着いて生活ができません。

事前に外壁塗装で雨漏りを抑制しておけば悩まされる心配はなくなるでしょう。

 

地震の際に崩れやすくなる

外壁材 腐蝕

外壁塗装をしないで屋根や外壁が劣化すると耐震性に問題が出る危険性があります。

外壁材だけではなく建築材にまで劣化が進行していた場合は、小さな地震でも住宅が破損しやすくなるでしょう。

 

訪問営業の業者が増える可能性

悪徳業者

外壁塗装をしていない住宅では、訪問営業の業者が増える危険性があります。

なぜなら、訪問営業の業者がボロボロの家を見たら「この家はリフォームが必要なタイミングだから狙い目だ」と考えるからです。

 

なお、訪問営業をする会社が優良企業である可能性は非常に低いです。

「今すぐリフォームをしないと危険です」などと危機感を煽ってくるため注意しましょう。

 

外壁塗装をする時期の目安

サイディング

外壁塗装をするタイミングは、前回のリフォームや新築から10年後です。

10年を超えて放置するとさまざまな問題が起こるため注意してください。

 

塗装が必要な年数の目安

外壁塗装は10年おきにおこなうのが一般的です。

なぜなら、外壁に使う塗料の寿命が10年程度だからです。

 

特に、ウレタン塗料、シリコン塗料を使っている場合は10年程度で耐用年数の限界に達するため外壁のチェックを行いましょう。

 

外壁の塗替え目安は、年数よりも劣化状況で判断するほうが確実性は高いです。

10年という年月を過信しないようにしてください。

 

塗装が必要な劣化状況の目安

外壁塗装が必要な劣化状況には以下があります。

 

チョーキング

モルタル壁 チョーキング現象

外壁に粉が浮き出る劣化現象です。

塗料が劣化して「顔料」と呼ばれる材料が露出している状態です。

 

チョーキングを放置すると塗装の保護機能が失われていくため、外壁の多数の箇所で確認できた場合は塗り替えを検討してください。

ひび割れ

ひび割れ

外壁表面の塗膜や、外壁材がひび割れする現象です。特にモルタル外壁で起こりやすいでしょう。

 

ひび割れは雨水の侵入などの原因となるため、外壁の多くの箇所で確認できた場合は補修と塗替えが必要です。

 

塗膜の剥がれ

外壁剥がれ

塗膜が剥がれて下地や下塗り材が露出している状態です。

外壁の多くの箇所で塗膜が剥がれている場合は塗装の役割が失われているため塗替えをしてください。

 

外壁材の変形や破損

変形

塗装どころか外壁材自体が変形や破損をしている状態です。

外壁材の問題は塗替えでは対処ができないため基本的に交換が必要です。

放置すると雨漏りが起こるため早急に対処して下さい。

DIYで外壁塗装をするメリットとデメリット

高圧洗浄

外壁塗装をDIY(自分で工事をすること)でおこなおうと考える人がいます。

結論から言えば、DIYによる外壁塗装はリスクが高いためおすすめしていません。

 

では、DIYにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

DIYで外壁塗装をするメリット

DIYのメリットは工事費用を安くできる可能性があることです。

工事に成功すれば費用は業者に依頼した場合の半額程度となるでしょう。

 

DIYで工事を行うもう一つのメリットとして、塗装を自由にできるというものがあります。

 

不規則な模様でも自分で自在に作れるため、いちいち業者に指示を出す必要がありません。

 

DIYで外壁塗装をするデメリット

DIYのデメリットは、塗装がすぐに剥がれやすいことです。

十分な技術を持たない人が塗装をおこなうと、塗装は1年で剥がれてしまうでしょう。

 

また、工期が長いこともデメリットです。

業者に依頼した場合は3週間で終わる工事でも、DIYで1人作業をすると3ヶ月以上かかります。

 

DIYで工事をする場合は手間もかかります

会社から帰宅したあとに毎日3時間程度の作業は必要となるでしょう。

 

高所での作業もあるため落下や転倒のリスクもあります。

工事中に怪我をしても仕事ではないため労災は受け取れないでしょう。

 

DIYは、業者に依頼するよりも費用が高額になるケースがあります

自分で工事をして1年後に塗装が剥がれた場合、またDIYしようとは思わないでしょう。多くの人が再塗装を業者に依頼します。

 

再塗装をすると、DIYで使った費用が無駄になって余計な時間とお金を使うことになるでしょう。

 

確実性を求めるのなら業者に依頼するのが最適です。

外壁塗装の際に注意しないといけない4つのポイント

屋根下塗り塗装

外壁塗装では注意しなければいけない4つのポイントがあります。

以下を把握しておけば騙される危険性が下がるでしょう。

 

高すぎたり安すぎたりする見積書に注意

相場よりも高額あるいは低額すぎる見積書は危険です。

高額な場合は詐欺、低額な場合は手抜き工事のリスクがあります。

 

≪一緒に見ておきたい記事≫【安心】外壁塗装の見積もりでチェックする9の注意点と事例を解説 

≪一緒に見ておきたい記事≫外壁塗装の見積もりでチェックしたい内訳の金額とは?

 

手抜き工事に注意

外壁塗装での手抜き工事の例としては、下地処理をしないとか、仕上げ塗りを1回しかしないなどがあります。

基本的に下塗りは1回、仕上げ塗装は2回が必要です。

 

塗料の偽装に注意

見積書に記載された塗料と異なる安い材料を使う業者もいます。

工事の際には使っている塗料が合っているかどうかを、材料の缶を見て確認しておきましょう。

 

下請け会社を使う業者に注意

工事を下請けに丸投げする会社があります。

こういったケースだと、仲介料がかかるため工事費用が高額になります。

 

大手建設会社、ハウスメーカー、ホームセンター、リフォーム工務店などは下請け会社を使う代表的な業者なので注意してください。

 

悪徳業者を回避するための6つの対策

外壁 変形

悪徳業者を回避するために6つの対策を紹介します。

 

見積書に塗料名が記載されているかチェック

見積書に塗料名が記載されていない場合は依頼しないようにしましょう。

優良業者であれば必ず塗料の商品名が記載されています。

 

作業状況を撮影してもらう

作業で手抜きをしないよう、工程ごとに写真を撮影してもらいましょう。

可能なら工事中に定期的に作業をチェックするのも有効です。

 

30年以上の歴史がある業者を選ぶ

10年未満の業者は未熟だったり悪徳業者の可能性が高かったりします。

30年を超える会社なら実績が豊富なため安心できるでしょう。

 

地域に密着した業者を選ぶ

地域特有の気候などを把握している業者に依頼しましょう。

全国規模の会社だと特定の地域では工事が失敗するリスクがあります。

 

自社施工の会社を選ぶ

自社で工事をしている会社に依頼すれば仲介料を取られることがありません。

工事前には自社施工をしているかどうかを確認してください。

 

施工後の保証を確認する

外壁塗装の工事後にアフターケアをしてくれるかどうかをチェックしましょう。

工事後に問題が起こった場合に保障してくれる会社を選ぶことが重要です。

《一緒に読みたい記事》外壁塗装業者の選び方は? 紹介サイトは? 

《一緒に読みたい記事》外壁塗装の業者を決める時に知っておきたいポイント

外壁塗装は地域に密着した歴史がある業者に依頼しよう!

信頼

外壁塗装の費用相場を知りたい場合は外壁塗装の費用を安くする4つの対策!先ずは価格相場や単価を知ろう!で詳しく解説しているので確認してみてください。

 

外壁塗装を依頼するのなら地域に密着した自社施工の会社がおすすめです。

宮崎県や鹿児島県では、地域売上1位の実績がある「エスケーハウス」があります。

 

30年以上の経営実績と6,000件以上の住宅リフォーム経験があるため信頼性が高いです。工事の際には依頼を検討してみるとよいでしょう。

 

 

  • 【宮崎本社】
    〒885-0005 宮崎県都城市神之山町1990-1
    [TEL]0986-45-9311 [FAX]0986-45-9317
  • 【鹿児島本社】
    〒892-0841 鹿児島県鹿児島市照国町11-20 4F
    [TEL]099-210-7275 [FAX]099-210-7276
  • 【宮崎営業所】
    〒880-0934 宮崎県宮崎市大坪町倉ノ町4412-2
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  • 【鹿屋出張所】
    〒893-0037 鹿児島県鹿屋市田崎町1169-1
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