2019.8.3

初心者でもわかる屋根塗装工事の時期の見分け方!劣化サインを見逃すな

屋根の塗装工事

「屋根塗装の時期はいつ頃が最適なのか?」

こんな疑問をいだいている人は多いでしょう。

 

この記事では、屋根塗装における最適な時期と、見分けかたを紹介します。

 

屋根塗装の時期を把握すれば、塗料の寿命を最大限活かして費用を抑えることができるでしょう。

 

屋根塗装の時期は8〜10年程度が目安!

屋根下塗り塗装

屋根塗装の時期は前回のリフォームから8〜10年が目安です。

理由は、一般的に利用する塗料の塗り替え寿命が8〜10年程度だからです。

 

ただし、年数だけで塗り替え時期を決めてはいけません。

環境によって塗装の必要性は異なるため、塗り替えの目安は屋根の劣化状況で決めます。

 

屋根塗装をしなかった場合に起こる問題

セメント屋根の膨れ

屋根塗装は見栄えを良くするだけのものだから、見た目を気にしないのなら必要ないと考える人がいます。

 

実際には、屋根塗装は屋根材を保護する役割があります。

屋根塗装を行わなければ以下のような問題が起こるでしょう。

 

  • 見栄えが悪くなる
  • 雨漏りする
  • 塗装が剥がれる
  • 錆びる
  • 穴があく
  • 変形する

 

起こりうる問題を把握せずに塗装を放置すると、トラブルが発生したい際に後悔してしまいます。事前にチェックしておきましょう。

 

見栄えが悪くなる

屋根塗装を行わない場合、塗装が剥がれて見栄えが悪くなります。

ただ、屋根は地上からは見えにくい部分が多いため見栄えを気にする人は多くはないでしょう。

 

雨漏りする

屋根塗装を行わないと起こる問題で特に注意したいのが雨漏りです。

屋根を保護する塗装が剥がれてしまうと、屋根材が劣化して雨が内部に侵入しやすくなります。

 

雨漏りが起こるほど屋根材が劣化すると塗装だけでは補修ができないため、雨漏りを防ぐために屋根塗装が必要なのです。

 

塗装が剥がれる

屋根の塗装を行わないと既存の塗膜(塗装の膜)が剥がれてしまいます。

塗膜が剥がれると下塗り材や屋根材が露出して劣化が早まるでしょう。

劣化が早まれば屋根材の寿命が縮むため補修費用が増えてしまいます。

 

錆びる

金属屋根の塗装をしないまま放置すると錆びが発生します。

錆びを放置すれば屋根を侵食して穴をあけてしまい雨漏りの原因となるでしょう。

 

穴があく

錆びが悪化したり屋根材が劣化したりすると穴があきます。

屋根塗装をしないだけで穴があくのかと疑問に思うかもしれませんが、塗り替えをせずに長期間放置すれば十分に起こりえます。

 

変形する

塗装をしなかったために屋根材が露出してしまうと紫外線や雨風の影響を直接受けてしまいます。

これにより屋根材が劣化して変形するでしょう。

 

特に板状の屋根材で起こりやすく、変形した場合は隙間から雨が侵入して雨漏りを引き起こしやすくなります。

 

屋根塗装の時期を知るための劣化症状をチェック

屋根 アンテナ

屋根塗装の目安となるのは前回のリフォームから8〜10年後です。

しかし、確実な時期を見分けるには劣化状況をチェックしなくてはいけません。

 

屋根塗装の時期の目安となる劣化には以下があります。

 

  • カビやコケの繁殖
  • チョーキング
  • 錆び
  • 塗膜のひび割れ
  • 屋根の変形や破損

 

劣化状況を把握して適切な時期に塗り替えをすれば、無駄な工事費用をかけなくて済むでしょう。

 

カビやコケの繁殖

屋根にカビやコケが繁殖している場合、塗装の保護機能が低下しています。

今すぐ塗替えをしなくても大きな問題はありませんが、カビやコケの発生は塗装が劣化する初期症状でもあるため塗り替えリフォームを検討しましょう。

 

チョーキング

チョーキング

チョーキングは、表面に粉状の物質が浮き出る現象です。

塗膜が劣化して「顔料」という色をつける物質が露出するために起こります。

 

チョーキングが発生している場合、塗装の保護機能は低下しています。

塗り替えの目安となるため、屋根が色あせていたり白い粉が落ちてきたりしていると感じたらチェックしてみましょう。

 

錆び

板金屋根錆の発生

金属屋根が錆びている場合、塗替えが必要な時期です。

錆びは放置すると屋根材を侵食していくため早急に塗り替えをしてください。

 

塗膜のひび割れ

ひび割れ

屋根表面の塗装がひび割れている場合は塗り替えの目安となるでしょう。

特に、屋根のほとんどの部位でひび割れが発生している場合は早めに塗装を行わなければ屋根材が劣化したり雨漏りの原因となったりします。

 

屋根の変形や破損

屋根変形

目に見えて屋根材が変形・破損している場合は早急に補修をしてください。放置すると雨漏りが発生します。

 

屋根材の変形や破損は塗装だけでは対処ができません。

屋根材の交換が必要となるためリフォーム業者に相談しましょう。

 

屋根塗装に適した時期は春

塗装の時期

屋根の塗装には適した季節があります。

それは春です。

 

なぜ屋根塗装には春が最適なのでしょうか。

以下では、季節ごとのメリットとデメリットを解説していきます。

 

春のメリットとデメリット

春のメリットは、温暖な気候で塗装に適していることです。

気候が安定していて雨が少なく、気温も低すぎないため塗装に最適と言えるでしょう。

 

デメリットは、北海道などの寒冷地域では気温が低すぎることです。

北海道や東北といった北国は3月だと氷点下になることが珍しくありません。雪が残っていて塗装が難しいため、北国だと4月以降が望ましいでしょう。

 

夏のメリットとデメリット

夏のメリットは、高気温のため塗料が乾きやすいことです。

塗料が乾燥するためには気温と湿度が重要で、35℃を上回らない限り高気温であるほど塗装がしやすくなります。なお、35℃を上回ると塗料に泡が発生して塗装作業が手間取るようになります。

 

デメリットは、梅雨があることです。

雨が降ると原則として塗装作業ができません。このため梅雨の時期は工期が2倍以上に延びる可能性があります。

 

梅雨の時期を避けるのなら、夏はどんな地域であっても塗装に適した季節となります。

 

秋のメリットとデメリット

秋のメリットは、温暖な気候で塗装に適していることです。春と気候条件が似ているため基本的に塗装に向いていると考えられます。

 

デメリットは、台風があることです。

強風や雨の際には塗装作業が基本的にできません。秋は台風が頻繁に発生するため工事のタイミングを決めるのが難しくなります。

 

台風が滅多に来ない北海道なら秋は塗装に最適な季節となるでしょう。

 

冬のメリットとデメリット

冬のメリットは、空気が乾燥していることです。

塗料が乾燥しやすいため、業者によっては冬が最適な季節だと主張する場合もあります。

 

デメリットは、気温が低すぎることです。

塗装は気温が5℃を下回ると正常に乾燥しません。このため冬の気温が5℃を下回る地域では塗装が困難となります。

 

雪が降る地域にいたっては、冬は屋根塗装ができないということも珍しくありません。

 

塗装時期によって費用は変わるのか?

塗装をする季節によって費用が変動する可能性があります。

多くの業者は繁忙期が夏となっています。このため夏に依頼をすると工事費用が高くなりやすいです。

 

また、繁忙期に依頼をすると業者の予定が空いていないため希望日に工事をできないリスクがあります。

 

屋根塗装の時期は業者にチェックしてもらうと簡単!

塗装工事 お見積書

屋根塗装をする時期は前回のリフォームから8〜10年後です。

ただし、年数で決めるのではなく、実際の屋根の劣化状況を業者にチェックしてもらって塗り替えするかどうかを決めましょう。

 

たまに「屋根を無料で調査します」と訪問してくる業者がいます。

こういった業者は、調査したら「今すぐ修理が必要です」と修理をせかしてきます。

 

修理をせかすような訪問営業の会社は悪徳業者です。

詐欺にあわないためには優良な業者を見つける必要があります。

 

宮崎県や鹿児島県で屋根塗装の業者を探すのなら「エスケーハウス」があります。

エスケーハウスは南九州地域でNO.1の売上実績があるため特に信頼性が高い企業です。

 

住宅のリフォームも10,000件以上の実績があり、工事後の施工保証も万全です。

宮崎県や鹿児島県で業者選びが面倒という人は「エスケーハウス」にまず見積もり依頼を検討してみるとよいでしょう。

屋根だけではなく外壁塗装をしたい人には40坪の自宅を外壁塗装した場合の費用相場を工程別で教えます!で具体的な見積り金額を解説しています。

費用が気になる人はチェックしてみましょう。

 

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