ウッドデッキの塗装方法とは?おすすめ塗料やかかる費用をチェックして工事の失敗を防ごう
ウッドデッキは日差しや雨風によって、劣化しやすい箇所のひとつです。
定期的な塗装を行い、メンテナンスする必要があります。
しかし、ウッドデッキの塗装方法や使用する塗料について基礎知識を持っておかないと、失敗してしまう恐れがあります。
この記事では、ウッドデッキの塗装について、以下のような情報を解説していきます。
- ウッドデッキの塗装方法
- ウッドデッキの再塗装時期
- ウッドデッキの塗装にかかる費用相場
ウッドデッキはきちんとメンテナンスすることで、長く耐久性と美観を保てます。
今回の記事を参考に、ウッドデッキの塗装についてより詳しくなりましょう。
ウッドデッキの塗装方法
ウッドデッキの塗装方法は、基本的に以下のような流れになります。
- ウッドデッキの掃除
- 下地処理
- 養生
- 塗装(3回塗り)
それぞれのステップについて、どのように行うかわかりやすく説明していきます。
ウッドデッキの掃除
塗装がきれいに仕上がるように、ウッドデッキの掃除を丁寧に行いましょう。
汚れがひどくない場合は、雑巾で拭き上げます。
カビやシミ、汚れが目立つ場合は、水や中性洗剤を使って洗い流しましょう。
下地処理
清掃後は、塗装面を整えるために下地処理を行います。
ウッドデッキの表面を研磨処理したり、釘や板の浮きやズレがないかをチェックしたりしてください。
養生
テープやシートを使って、養生します。
住宅部分や車、花壇などに塗料が飛び散っても被害が出ないよう、しっかりと養生しましょう。
塗装(3回塗り)
ウッドデッキの塗装は、防水機能を上げたり、色ムラがないようにしたりするためにも、3回塗りが基本です。
木目に沿って、1枚ずつ丁寧に塗装しましょう。
ウッドデッキの再塗装時期
ウッドデッキの再塗装時期は、前回の塗装からだいたい3~5年ごとです。
定期的に塗装することで、ウッドデッキの耐久性を維持できて、木目もきれいな状態を保てるでしょう。
しかし、色褪せや悪天候の影響でカビが大量に生えた場合には、早めの塗装が必要です。
ウッドデッキの塗装におすすめの塗料
ウッドデッキの塗装におすすめの塗料と選ぶ際のポイントについて、紹介していきます。
塗料を選ぶ際のポイントは、以下の2つです。
- タイプ
- 性質
塗料のタイプと性質について、わかりやすく解説していきます。
タイプで選ぶ
ウッドデッキの塗料タイプは、以下の2種類があります。
- 浸透タイプ
- 造膜タイプ
それぞれのタイプについて、特徴を説明しましょう。
浸透タイプ
浸透タイプは、表面に膜ができないため、塗装してもウッドデッキの木目をきれいに残せます。
木目のやわらかな風合いを維持したいという方におすすめです。
造膜タイプ
造膜タイプは、表面に膜をつくり、木目をきれいに隠すという特徴があります。
ウッドデッキの劣化が激しい場合、造膜タイプで表面をきれいにカバーできます。
性質で選ぶ
塗料の性質には、以下の2つのタイプがあります。
- 水性
- 油性
それぞれのタイプの特徴を、わかりやすく説明しましょう。
水性
水性塗料は、主成分が水分で、塗装しやすくDIY向けです。
嫌な臭いがしないため、塗装の際も安心です。
ただし、低温時には乾燥に時間がかかるというデメリットがあります。
油性
油性塗料は、主成分が油で、薄める際はシンナーやペイント薄め液を使います。
そのため、塗装の際には臭いが気になるでしょう。
しかし、水性より耐久性が高く、気温に関係なく乾燥がスピーディなので作業しやすいという面もあります。
キシラデコシリーズ
ウッドデッキの塗装におすすめの塗料として、「キシラデコシリーズ」があります。
キシラデコシリーズは、木材保護塗料として歴史が長く、人気も高い塗料です。
防腐や防かび、防虫効果が高いため、屋外に設置するウッドデッキの塗装に最適と言えます。
ウッドデッキの塗装にかかる費用相場
ウッドデッキの塗装にかかる費用相場は、3万円前後が目安です。
DIYで行う場合、初期の塗装では道具を揃えるために3万円ほどかかりますが、2回目以降は塗料のみの費用で済みます。
キシラデコシリーズの塗料を使う場合、1缶4リットルでおよそ8,000~9,000円です。
3回塗りする場合、1缶で12~13平方メートルほど塗装できます。
また、ウッドデッキの塗装を業者に依頼する場合は、3万円ほどが費用相場となります。
ただし、ウッドデッキの補修が必要な場合には、費用は5万円以上かかるでしょう。
ウッドデッキは定期的に塗装して劣化を防ごう!
ウッドデッキは木でつくられているため、定期的にメンテナンスしなければ、劣化が速まってしまいます。
定期的に塗装することで、美観だけでなく耐久性も維持できるでしょう。
DIYでも塗装可能ですが、腐食や破損箇所があれば、安全面のことも考えて専門技術を持つ業者に補修を依頼しましょう。
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