高圧洗浄や補修が終わったら、屋根の塗装作業です。
屋根の塗装では以下の3つの作業を行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの作業を細かく見ていきましょう。
セメント瓦の屋根に下塗りを実施
写真がややぼやけてしまっていますが、透明の下塗り材を屋根に塗っている場面です。
下塗りは、中塗りと上塗りの密着性を高めて塗装全体を剥がれにくくする役割があります。
利用した塗料はKFケミカル株式会社の下塗り塗料「KFマイルドシーラー2」です。
仕上げ塗料に使う「セミフロンルーフ」に対応した下塗り材です。
今回の工事では、お家以外に車庫の塗装も行っています。
車庫の下塗り後は以下のようになりました。
透明な塗料のため、乾燥してしまうと変化はないように感じられます。
しかし、屋根表面の接着力が下塗り塗料によって強化されています。
チャコールグレーカラーで中塗りと上塗りを実施
※中塗り
屋根を「セミフロンルーフ」のチャコールグレーで塗装していきます。
チャコールグレーは黒に近いグレーです。
ダークグレーと呼ばれることもある色です。
※上塗り
光の加減で明るく見えますが、上塗りもチャコールグレーを利用しています。
中塗りと上塗りは、屋根を保護する塗膜の耐久性を確保するためと、美観性を保つために行います。
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
「同じ塗料を使うなら1回でまとめて塗ればいいのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、塗料は1度に塗れる厚みが決まっています。
厚く塗りすぎると色ムラや施工不良が起こり、耐久性が低下することもあるのです。
中塗りを塗ってから1度乾燥させて上塗りを重ね塗りすることで屋根の塗装は耐久性を高められます。
車庫も同じくチャコールグレーで塗装しています。
同じ色でも光の当たり方によって艶があったり明るくみえたりします。
色を決める際には、塗装後に「イメージが違う」とならないよう、明るい場所と暗い場所の両方でカラーチェックすることをおすすめします。
エスケーハウスでは屋根以外に外壁や付帯部の塗装も行っています。
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