屋根と外壁の塗装が完了したら最後に雨樋や雨戸といった付帯部工事を行います。
付帯部とは、外壁や屋根の主な塗装面以外の部分です。
今回の工事では以下の付帯部を塗装しました。
- 軒天
- 雨樋
- 破風
- 雨戸
- 窓枠
他にも雨漏りチェックのための散水テストをしています。
雨戸の塗装
茶色の塗料で雨戸を塗りました。
光の加減で黒っぽく見えますが実際には茶色系です。
雨戸とは、窓を風や雨から守る戸のことです。
雨戸は隙間が多くてローラーではすべてを塗れません。
そのため、1枚ずつ羽根をハケで塗っていくか、吹き付け塗装をする必要があります。
雨樋と軒天の塗装
雨樋も茶色系で塗装をしました。
雨樋とは、屋根の雨水を地上に流すパイプ部分です。
屋根の雨が外壁に流れて雨漏りを起こさないようにする役割があります。
軒天は白で塗装しています。
天井部は陰になるため、明るい色を使わないと見た目が暗くなってしまうでしょう。
写真はありませんが他にも窓枠や破風を茶色に塗装しました。
破風とは、屋根の側面のうち雨樋が付いていない面のことです。
また、このお家では過去に北面に雨漏り箇所があったためコーキング補修をしていたとお聞きしました。
そのため、建築士が立ち会いして散水調査をしています。
散水調査とは、実際に水を流して雨漏りがないかどうかを調べる手法です。
付帯部の塗装作業は全部で1〜3日程度かかります。
作業内容と塗装場所の数によっては吹き付け塗装の準備などで手間がかかるため工期が延びるでしょう。
今回のお家は20坪と小規模でしたが、外壁で114平方メートル、屋根で75平方メートルと塗装箇所はたくさんありました。
同規模の住宅で雨漏り修理と塗装の両方を考えている方はぜひエスケーハウスにご相談ください。
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