今回はサイディング外壁をフッ素塗料で塗装した様子です。
フッ素塗料はフッ素樹脂を使った高耐久塗料です。
一般的に使うシリコン塗料よりも耐用年数が長く、外壁なら15〜20年近くもつでしょう。
サイディング外壁の工程もコロニアル屋根と同じく3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
詳しく見ていきましょう。
窯業系サイディング外壁を「SDサーフエポ」で下塗り
エスケー化研株式会社の白い下塗り塗料「SDサーフエポ」で塗装しました。
「SDサーフエポ」は厚みのある下塗り材で、小さな傷を隠せる「サーフェーサー」に分類されます。
下塗りが乾燥するまで半日程度はかかるため、午前に塗装した場合は中塗りを午後か翌日以降に行うのが一般的です。
窯業系サイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で中塗り
下塗りが完了したら次は中塗りです。
仕上げ塗りは中塗りと上塗りの2回行います。
今回利用した塗料はエスケー化研株式会社の「スーパーセラタイトF」です。
フッ素樹脂塗料と呼ばれる性能が高い水性塗料で、汚れにくく、劣化しにくい特徴があります。
耐用年数は18〜22年あり、このさき20年程度は塗装が必要ないでしょう。
スーパーセラタイトFはツヤの種類も選べます。
ツヤあり、半ツヤ、3分ツヤの3種類があるため好きな商品を塗りましょう。
ツヤがあるほど光を反射するため新築に近い仕上がりとなります。
ただし、ツヤありは眩しすぎる場合もあるため注意してください。
窯業系サイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で上塗り
中塗りが乾燥したら上塗りです。
上塗り部分が薄く見えるのは、塗った直後だからです。
塗料は乾燥すると光沢を失ってやや暗く変化します。
以上が外壁塗装の作業です。
次は「付帯部」の塗装作業を行います。