続いては、サイディング外壁にエスケープレミアムシリコンを塗装しました。
サイディング外壁の工程もコロニアル屋根と同じく3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれの工程を写真で確認してみましょう。
窯業系サイディング外壁を「ハイブリットシーラー」で下塗り
下塗りはエスケー化研株式会社の「ハイブリットシーラー」を利用しています。
透明の下塗り塗料で、仕上げ塗料との密着性を高める役割があります。
補修したシーリング部も含めて、外壁塗装する場所には漏れなく下塗りをしていきます。
窯業系サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で中塗り
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りではエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」を使っています。
エスケープレミアムシリコンは最新技術を取り入れた、「ラジカル塗料」とも呼ばれます。
塗膜の劣化を引き起こす「ラジカル因子」を抑制して高耐久性を実現した塗料です。
現在主流であるシリコン塗料に比べて価格はやや高いですが、耐用年数は3年以上長いためコストパフォーマンスに優れています。
窯業系サイディング外壁を「エスケープレミアムシリコン」で上塗り
上塗りは中塗りと同じ塗料を使います。
塗装は光の加減で違う色に見えることもあります。
また、今回は1階と2階で色を分けています。
仕上げ塗料を中塗りと上塗りの2回使うことで塗膜の耐久性を向上させる目的があります。
なお、屋根や外壁の塗装は一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。
もし見積もり段階で2回塗りしか提案してこない業者がいたら理由を尋ねてみましょう。
例外として、透明な「クリヤー塗料」を使う場合は下塗りが不要な場合もあります。
続いては「付帯部」の塗装作業を行います。