シーリングが乾燥するまでに1日以上かかるため、そのあいだに屋根の塗装を進めていきます。
今回の住宅では105平方メートルの面積があるコロニアル屋根の塗装をおこないました。
コロニアル屋根を塗装する手順は3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
工程ごとに写真でチェックしてみましょう。
コロニアル屋根を「KFマイルドシーラー」で下塗り
※左半分の黒っぽい部分が下塗りをした直後
コロニアル屋根では下塗りとしてKFケミカル株式会社が販売する「KFマイルドシーラー」を使いました。
透明な塗料で、仕上げ塗装の密着性を高める役割があります。
また、コロニアル屋根の場合はタスペーサーという道具を使うことがあります。
タスペーサーは、結露や雨漏りを防止するために利用します。
使わない場合に比べて工期を半日〜1日程度短縮できるでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で中塗り
※コロニアル屋根の中塗りの様子
下塗りが乾燥したら中塗りをおこないます。
中塗りはKFケミカル株式会社が販売する「セミフロンルーフ」のスレートブラック色を使いました。
屋根は黒に近い色のほうが見栄えが良くなります。
もし屋根の色選びで迷うなら、ブラック系やグレー系を選ぶと良いでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で上塗り
※コロニアル屋根の上塗りの様子
中塗りは半日〜2日程度で乾燥するでしょう。
完全に乾燥してから上塗り作業を行っていきました。
上塗りでは中塗りと同じ塗料・色を使います。
最後の仕上げ塗装となるため、中塗り以上に色ムラに気をつける必要があるでしょう。
ここまでが佐土原町の住宅でのコロニアル屋根塗装の様子です。
屋根の塗装が終わったら次はサイディング外壁の塗り替えを紹介していきます。