次は窯業系サイディングを塗装した様子を紹介していきます。
屋根と同じく、サイディングの工程も下塗り、中塗り、上塗りの3つがあります。
サイディング外壁の塗装状況をぜひチェックしてみてください。
窯業系サイディング外壁を「水性SDサーフエポ」で下塗り!
※白い部分が下塗りをした場所
窓や雨樋といった塗装したくない場所を養生してから、下塗り材を塗装していきます。
今回利用したのは「水性SDサーフエポ」と呼ばれる、エスケー化研株式会社が販売する塗料です。
厚塗りができるため細かい傷を隠せて、中塗りとの密着性も高めてくれる製品です。
先日剥がして打ち直したシーリング部も一緒に塗装していきます。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で中塗り!
※窯業系サイディングを中塗りしている様子(茶色部分)
下塗り後は中塗りを進めていきます。
今回利用したのは、エスケー化研株式会社の「スーパーセラタイトF」です。
耐用年数(次回の塗装までの目安期間)が18〜22年もある、高耐久な水性フッ素塗料です。
一般的な住宅で使うシリコン塗料やラジカル塗料よりも耐用年数が長いため劣化しにくく、メンテナンスの手間が省けるメリットがあります。
窯業系のサイディング外壁を「スーパーセラタイトF」で上塗り!
※窯業系サイディングを上塗りした後の様子
上塗りも「スーパーセラタイトF」です。
同じ塗料を2回塗ることで剥がれにくい塗膜を作れるようになります。
中塗りと上塗りは、それぞれ「仕上げ1回目」「仕上げ2回目」と呼ぶこともあります。
住宅の外壁が窯業系サイディングの場合は、今回利用した「水性SDサーフエポ」と「スーパーセラタイトF」が役立つでしょう。
以上が外壁部の塗装です。
最後は付帯部塗装をおこなっていきます。