宮崎市の霧島にある住宅でモルタル外壁を塗装した工程を解説します。
モルタル外壁も屋根同様に下塗り〜上塗りまでの3工程が基本です。
今回は下塗りで弾性塗料を使いました。
弾性塗料とは弾力性がある塗料のことで、ひび割れが起こりにくい特徴があります。
ひび割れが起こりやすいモルタル外壁に適した塗料のため今回使用しています。
なお、サイディング外壁では弾性塗料は逆に施工不良を引き起こすため、使わないよう注意してください。
モルタル外壁を「弾性プレミアムフィラー」で下塗りした様子
※白い部分が下塗り済み
まずは「弾性プレミアムフィラー」という弾力性がある塗料で下塗りをしていきます。
これによりひび割れしにくい塗膜が得られます。
モルタル外壁を「エスケープレミアムシリコン」で中塗りした様子
※黄土色の部分が中塗り済み
エスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」で中塗りをしていきます。
エスケープレミアムシリコンは、最先端の塗料グレードである「ラジカル制御形塗料」です。
塗料の劣化因子である「ラジカル」を抑制して長持ちさせる特徴があります。
耐用年数はおおよそ14〜16年あると考えられています。
モルタル外壁を「エスケープレミアムシリコン」で上塗りした様子
※右側が上塗り済み
上塗りも「エスケープレミアムシリコン」を使います。
塗装後は1〜3日ほど乾燥させれば壁にさわることができるようになります。
内部まで完全乾燥するには1周間はかかるため、さわれるからといって指でこするといったことはやめましょう。
仕上がりが崩れるおそれがあります。
以上がモルタル外壁の塗装工程です。
屋根と外壁の塗装が終わったあとは、付帯部を施工していきます。