宮崎市の島之内にある万代ホームの築16年住宅で窯業系サイディングの外壁塗装をおこなっていきます。
サイディングの外壁塗装では下塗り、中塗り、上塗りの3工程が基本です。
窯業系サイディング外壁を下塗りしています
※白い部分は下塗り中です
まずは下塗りです。
下塗りは下地の密着性を高めて塗装が長持ちさせるための工程です。
下塗り材は透明または白いものがほとんどです。
色付きの下塗りをしても仕上げ塗装の色の邪魔になるだけというのが理由でしょう。
ただし、仕上げ塗装で塗り忘れがあると下塗りの色が見えてしまいます。
仕上げ塗装では塗り忘れがないよう徹底的にチェックしていきます。
また、外壁に傷や破損がある場合は下塗りの前に対処します。
傷や破損を放置したまま塗装するとその部分から劣化が進行しやすくなるためです。
窯業系サイディング外壁を中塗りしています
※下塗りとは別の部位のため色が違います。明るい色の部分が中塗りです
下塗りをしたら次は中塗りです。
中塗りでは仕上げ塗料を使います。
完成時の色となるため、塗りムラがないよう丁寧に塗装していきます。
窯業系サイディング外壁を上塗りしています
※中塗りとは違う部位のため色が違います。明るい部分が上塗りです
中塗りをしたら上塗り作業です。
上塗りで使うのも仕上げ塗料です。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
理由は耐久性を確保するためです。
仕上げ塗料を1回しか塗装しないと十分な厚みが確保できずに耐久性が低下してしまうでしょう。
ここまでが窯業系サイディングの外壁塗装における工程です。
今回は屋根塗装がないため外壁を塗ってしまえば作業の多くが完了します。
ただし、最後に付帯部の塗装があるため次回で紹介していきます。