今回は、霧島市の郡田でセメント瓦屋根を塗装した様子を紹介していきます。
セメント瓦屋根の工程は主に3つあります。
- 下塗り工程
- 中塗り工程
- 上塗り工程
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
瓦屋根を下塗りしています!
※湿っている部分が下塗りをした場所
今回塗装するのは洋瓦と呼ばれるタイプの屋根材です。
日本の住宅では少数ですが、デザイン性がある独特の形状をしているためたまに見かけます。
セメント瓦屋根はまず下塗りで塗装の密着性を高めていきます。
下塗りが不十分だとこの後の中塗りや上塗りが剥がれて再塗装が必要となるため、塗り残しがないよう注意しながら塗装していきました。
瓦屋根の中塗りをしています!
※色が濃い部分が中塗りした場所
下塗りが乾燥したら次は中塗りです。
中塗りでは上塗りと同じ塗料を使って塗装します。
今回はもとの屋根と同じような色で塗装していきました。
破損していたり瓦が剥がれていたりした場合は塗装前に補修も必要です。
破損は塗装では直せないからです。
瓦屋根を上塗りしています!
※瓦屋根を上塗りしている様子
中塗りが乾燥したら最後に上塗りをしていきます。
下塗りから上塗りまでの期間は最短でも2〜3日程度かかります。
もし1日で下塗りから上塗りまで終わらせようとしている業者がいたら注意しましょう。
今回のセメント瓦は形状が複雑なため塗りミスが起こりやすいです。
このため1枚1枚を丁寧に塗装しています。
スレート屋根の場合は上塗り後に縁切りと呼ばれる作業がありますが、今回の瓦屋根では必要ありません。
塗装が完了して乾いたら屋根に関しては完成です。
しかし、塗装する場所は屋根だけではありません。
次はモルタル外壁の塗装風景を紹介していきます。