宮崎市の本郷にある60坪のアパートで外壁を塗装していきます。
スレート屋根同様に、下塗り、中塗り、上塗りの工程があります。
今回塗装するのは、日本の住宅でもっとも利用されている外壁材「窯業系サイディング」です。
窯業系サイディングとは、板状の外壁材で、軽量かつ安価で耐久性もあることから人気があります。
窯業系サイディング外壁を下塗りしています!
※下塗りの様子
まずは外壁の下塗り作業です。
下塗りでは下地と塗料の密着性を高めていきます。
サイディング外壁の場合は凹凸があるため、隙間にも塗料が入り込むよう、注意しながら塗装していきます。
もし塗り忘れがあると、将来的にその部分だけ剥がれてしまうからです。
窯業系サイディング外壁を中塗り・上塗りしています!
※上塗りの様子
今回は黄土色の塗料で中塗りと上塗りをおこなっていきます。
中塗りと上塗りは同じ塗料です。
中塗りで1回塗装して乾かし、上塗りでもう1回塗ることで意図的に2層にして耐久性を向上させているのです。
利用した塗料はエスケー化研の「エスケープレミアムシリコン」です。
最新型塗料である「ラジカル塗料」に分類され、従来のシリコン塗料に比べて耐久性が格段に向上しています。
今までは外壁塗料といえばシリコン塗料が一般的でしたが、今後はこのラジカル塗料が主流になると言われています。
そのくらい、コストパフォーマンスに優れた塗料なのです。
今回はアパートの塗装で172平方メートルと広めの面積だったため塗装工事には数日かかりました。
一般的な住宅で30坪程度の場合なら120平方メートル程度のため、塗装は2〜3日程度で終わるでしょう。
ただし、雨が降った場合は工期がのびてしまいます。