宮崎市の大字恒久にある瓦屋根とサイディング外壁の住宅で、付帯部の塗装をしていきます。
付帯部とは、外壁や屋根以外の細部のことです。
具体的な例としては以下があります。
- 破風
- 軒天
- 雨樋
- 雨戸
- シャッター
- 外構
今回は、付帯部のなかでも外壁や屋根と一緒に塗装しやすい「軒天」と「雨樋」、「雨戸」の3つを塗装していきます。
軒天の塗装
※軒天を塗装している様子
軒天とは、屋根の裏側にあたる天井のうち、外壁より外側に出ている部分です。
天井は暗くなるため多くの住宅で白系の色で塗装します。
今回のお宅では写真のように軒天に無数の穴が空いています。
この穴は、内部の湿気を逃して結露を防ぎ、建築材や軒天材の劣化を防止する役割があるのです。
雨樋の塗装
※雨樋を塗装している様子
雨樋は、屋根から落ちてくる雨を受け止めて下水まで流す役割があります。
屋根の側面についている受け皿のほか、屋根から地上までのびるパイプが含まれます。
雨樋がないと屋根の雨が外壁を流れて外壁材が劣化したり、高い場所から落ちた水滴が地面をえぐって歩きにくくなったりするおそれがあります。
雨樋の受け皿は屋根や外壁に合わせて黒系や茶色系で塗装するお宅が多いですが、今回は白で塗っています。
雨戸の塗装
※雨戸を塗装している様子
雨戸とは風や雨から窓を保護する板です。
細長い板が縦に並んでいてローラーでの塗装ができないため、ハケや吹き付けで塗ります。
雨戸が外せるのであれば、別の場所に運んでから吹き付け塗装をする場合もあります。
吹き付け塗装は周囲に塗料が飛散するため、雨戸を窓から外さずに吹き付けをするには徹底的な養生作業が必要で、時間と人件費がかかるためです。
他にも宮崎市の工事状況を見たい場合はただいま施工中から確認ができます。