宮崎市の薫る坂にある住宅でALC外壁の塗装工事をしたので紹介していきます。
今回は、住宅では珍しいALC外壁でした。
多くの一般住宅ではサイディングかモルタルを外壁材として利用しています。
ALCは耐用年数がサイディングやモルタルよりも非常に長い代わりに、設置に高額な費用がかかる外壁材です。
ALC外壁の塗装工程は、サイディングやモルタルと同じく、下塗り、中塗り、上塗りの3工程です。
ALC外壁の下塗り作業
※ALC外壁を下塗りしている様子
最初に下塗りを進めていきます。
白い部分が下塗りをした場所です。
今回利用した下塗り材は厚みがあるため、キズやひび割れを隠し、凹凸がある外壁でも塗りそこねないですみます。
また、中塗り塗料の密着性を高めて耐久性向上させる役割もあります。
ALC外壁の中塗り作業
※ALC外壁を中塗りしている様子
黄色い部分が中塗りをした場所です。
下塗りもそうですが、塗装は目地部分をハケで塗ってから平らな面をローラーで施工します。
こうすることで、ハケによってうまれた塗りムラを目立たなくできるのです。
目地が浅い外壁の場合は、ローラーだけで塗装できることもあるでしょう。
ALC外壁の上塗り作業
※ALC外壁を上塗りしている様子
最後は上塗り作業です。
上塗りは中塗りと同じ塗料を使用しています。
下塗りから上塗りまでにかかる日数は最短で2日です。
2日というのは、天候がよく気温が高い場合に限ります。
雨や低温が続く場合は1週間以上かかるケースもあるでしょう。
雨の日に塗装をすると塗料が流されてしまいます。
流されなかったとしても湿度が高すぎて乾燥不良を起こし、2〜3年ではがれてしまうでしょう。
雨の日に無理に施工しようとする業者には注意してください。