東諸県郡国富町にある陶器瓦の住宅で付帯部の塗装をおこないました。
付帯部とは、外壁と屋根以外の細部をさします。
今回は、付帯部のなかでも「軒天」と「雨戸」の工事風景を画像つきで紹介しましょう。
軒天の塗装作業
※軒天を上塗りしたあとの様子
軒天は、屋根やベランダの裏側にある天井部分のことです。
雨から外壁を守る役割があります。
軒天は基本的に白で塗装する場合が多いです。
理由は、天井のため暗く見えてしまうからです。
また、軒天は材料によって塗料を使い分けます。
軒天の材料には、木材や金属、ケイカル板などがあるため、使う塗料を分けなければすぐに剥がれてしまうのです。
軒天を塗装する前にはケレン作業が必要です。
サンドペーパーやヘラを使って、剥がれかけている塗装や汚れを落とします。
剥がれかけた塗装や汚れが残っていると新しい塗料が剥がれやすくなるため注意が必要です。
雨戸の塗装作業
※雨戸を上塗りしたあとの様子
雨戸とは、窓ガラスを守ったり、冬の寒さを対策したりするために窓に取り付けられた防護板です。
素材は木材のほか、金属もあります。
雨戸の多くは、雨を入れずに風を通すために複雑な形状をしています。
ローラー塗装は無理で、ハケでも塗りにくいため、吹き付け塗装することが多いでしょう。
吹き付け塗装は、周囲を無差別に汚してしまうため、雨戸を外せる場合は外して別の場所で施工します。
もし外せない場合は、周囲を隙間なく徹底的に養生する必要があるでしょう。
養生に失敗すると思わぬ場所に塗装がついてしまい見栄えが悪くなります。
ここまでが、宮崎県の東諸県郡国富町における塗装工事です。
他にも宮崎市や鹿児島市の工事現場を紹介していますので、ただいま施工中をご覧ください。