今回は、宮崎市の神宮にあるモニエル瓦の住宅で、ALC外壁を塗装した工事の紹介をしていきます。
ALC外壁の塗装工程は、屋根同様に、下塗り、中塗り、上塗りの3つです。
まずは下塗り工程からチェックしていきましょう。
ALC外壁の下塗り作業
※ALC外壁を下塗りしています
モニエル瓦の屋根とは違い、ALC外壁には厚みのある白い下塗り材を塗装していきます。
理由は、表面に不規則な凹凸が多いことと、小さな傷を隠すためです。
厚みのある下塗り塗料であれば傷の補修跡が目立たなくなるでしょう。
なお、外壁の塗装は、シーリング補修から最低でも1日あけないとできません。
なぜなら、シーリングが乾燥するまでに早くても1日はかかるからです。
天候や湿度によっては3日程度またなくてはいけない場合もあるでしょう。
多くの場合、シーリングが乾燥するまでのあいだは屋根塗装といった外壁以外の工事をしています。
ALC外壁の中塗り作業
※ALC外壁を下塗りしています
下塗りが乾燥したら次は仕上げ塗料で中塗りです。
早ければ3時間程度で乾燥しますが、天候や湿度によっては1日かかるでしょう。
下塗りが乾燥する前に中塗りをはじめてしまうと乾燥不良が起こり、ひび割れや塗りムラの原因となります。
また、雨の日に無理に塗装をすると塗料が流れて再塗装といった場合もあるでしょう。
ALC外壁の上塗り作業
※ALC外壁を上塗りしています
仕上げ塗料で最後に上塗りをしていきます。
上塗りは、中塗りと同じ塗料のため塗ったかどうかを見分けるのが難しいでしょう。
ちゃんと上塗りがされているかどうかを知るために、各工程を写真で見せてもらうことをおすすめします。
これで外壁塗装は完了です。
最後は付帯部を施工していきます。