宮崎市の神宮にあるモニエル瓦とALC外壁の住宅で、最後に付帯部塗装をしていきます。
付帯部とは、外壁と屋根を除いた以下の部位などをさします。
- 軒天
- 雨樋
- 破風
- 雨戸
- 戸袋
今回塗装する様子を紹介するのは、軒天と雨樋、雨戸の3つです。
軒天の塗装
※軒天を塗装している様子
外壁の上にある天井部分が軒天です。
主に不燃材が取り付けられており、塗装をしなければ腐食やカビですぐに劣化してしまう部位です。
軒天は白系で塗装していきました。
天井部分のため、白にしないと暗い印象を与えてしまうためです。
雨樋の塗装
※雨樋を塗装している様子
軒天の次は雨樋塗装の紹介です。
雨樋とは、屋根の雨水を受け皿で受け止め、パイプで地上に誘導する部位です。
写真は受け皿の部分を黒で塗装しています。
地上からは屋根の一部に見えるため、基本的に屋根と同じか、それに近い黒系の色で塗装します。
住宅によっては外壁に近い白で塗る場合もあるでしょう。
軒天や雨戸もそうですが、付帯部は外壁や屋根とは異なる塗料を使う場合が多いです。
なぜなら、下地となる素材が外壁や屋根とは違うからです。
屋根の材料はスレートや瓦、金属ですが、外壁の場合はサイディングやモルタル、ALCです。
軒天であればケイカル板や木材、金属で、雨樋は塩ビが多いでしょう。
このように下地の素材が異なる場合は、各材料に適した塗料を使わなくてはすぐに剥がれてしまいます。
雨戸の塗装
※雨戸を塗装している様子
最後は雨戸を吹き付け塗装して完了です。
ハケやローラーでは塗りにくい構造のため吹き付けするのが一般的です。
以上が、宮崎市神宮にある住宅の塗装風景でした。
他にも宮崎市における工事現場を見たい場合はただいま施工中でチェックしてみてください。