宮崎市の大坪東にあるアルミニウム製のバルコニーの住宅で、今回はモルタル外壁を塗装します
先日おこなったシーリングが乾燥したら外壁塗装ができます。
モルタル外壁の塗装は主に3工程です。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
下塗りから上塗りまでの期間はおおよそ2〜7日程度です。
雨が続く場合はさらに工期がかかるでしょう。
では、下塗りの工程から順に写真で解説していきます。
モルタル外壁の下塗り
※モルタル外壁を下塗りしている様子
最初に下塗りから紹介していきます。
外壁の養生作業が完了したら、サーフェーサーと呼ばれる材料で下塗りしていきます。
サーフェーサーは、厚みのある塗料でキズやひび割れを補修しながら下塗りできます。
また、厚みがあるため凹凸がある外壁でも塗りやすいメリットがあるのです。
モルタル外壁の中塗り
※モルタル外壁を中塗りしている様子
中塗りには主に4種類があります。
- ウレタン
- シリコン
- ラジカル
- フッ素
下に行くほど価格が高く、耐用年数が長くなります。
現在の主流はシリコンです。
耐用年数は10〜15年程度でしょう。
モルタル外壁の上塗り
※モルタル外壁を上塗りしている様子
中塗りが終わったら、同じ塗料で上塗りもしていきます。
同じ塗料で2回塗る理由は、耐久性を確保するためです。
外壁塗料は基本的に2回塗りを前提として設計されています。
このため、メーカー公表の耐用年数を確保するために中塗りと上塗りの2回塗りが必要なのです。
塗装方法によっては中塗りや上塗り回数がさらに増えることもあります。
新しく模様をつけるとか、特殊な塗料を使う場合は4回や5回塗りとなる可能性があるでしょう。
ここまでがモルタル外壁の塗装風景です。
最後は付帯部の塗装を紹介していきます。