宮崎市の本郷南方にある粘土瓦の住宅で、今回はサイディング外壁の塗装をおこなっていきましょう。
今回塗装するのは、サイディングのなかでもっとも人気が高い窯業系サイディングです。
窯業系サイディングは安くて丈夫なうえにデザイン性が高く、近年の一般住宅では多く利用されています。
サイディングの塗装には以下の3工程が必要です。
- 下塗り
- 仕上げ塗り1回目
- 仕上げ塗り2回目
仕上げ塗りの1回目と2回目では同じ塗料を使います。
同じ塗料を2回塗ることで高い耐久性を確保しているのです。
サイディング外壁の下塗り工程
※下塗りの様子です
下塗りではシーラーと呼ばれる透明な材料を塗装していきます。
シーラーは一見すると水のようですが、下地と仕上げ塗料の密着性を高める効果があります。
下塗りをせずに仕上げ塗装をした場合、数年で塗装が剥がれてくるでしょう。
サイディング外壁の中塗り工程
※中塗りの様子です
仕上げ塗装の1回目です。
今回の住宅の外壁は、目地があるデザインでデザイン性が高かったのですが、塗装によって塗りつぶすこととなりました。
最終的にはもとの外壁とはまったく違う薄い色の見た目となっています。
サイディング外壁の上塗り工程
※上塗り完了後の様子です
最後は仕上げ塗装の2回目です。
上塗りとも呼ばれます。
今回の塗装では屋根の工事はおこないませんでしたが、もし屋根も劣化しているようなら外壁と同時に塗り替えることをおすすめします。
屋根と外壁を別々で工事すると、足場の設置代金が2回分かかってしまうからです。
足場の費用は10〜20万円と高額なため、工事を1回にまとめて節約しましょう。
以上で、宮崎市の本郷南方にある住宅の外壁塗装を完了しました。