宮崎市の佐土原町にある赤いコロニアル屋根の住宅でサイディング外壁を塗装していきます。
サイディングとは、薄い板状の外壁材の総称です。
一般住宅の7割以上が、このサイディング外壁を利用しています。
今回は、サイディングの下塗り、中塗り、上塗りの工程を写真付きで紹介していきましょう。
サイディング外壁の下塗り
※下塗りの様子です
最初は下塗りです。
注意点として、事前に補修していたシーリングが乾燥したあとに工事をおこなわなければいけません。
そうしなければシーリングが乾く前に塗装をしてしまい、施工不良を引き起こすでしょう。
下塗り材にはサーフェーサーを使います。
サーフェーサーは厚みがある塗料で、凹凸がある外壁でも難なく塗れます。
サイディング外壁の中塗り
※中塗りの様子です
サイディングに利用できる外壁用塗料には主に4種類があります。
- ウレタン
- シリコン
- ラジカル
- フッ素塗料
多くの場合、シリコンかラジカルを使います。
なぜなら、耐用年数とのコストパフォーマンスが高いためです。
高耐久塗料を求める場合はフッ素塗料でもよいでしょう。
サイディング外壁の上塗り
※上塗りの様子です
最後は上塗り作業です。
上塗りでは中塗りと同じ塗料で塗装します。
塗料は光の当たりかたで異なる色に見えることがあります。
室内の蛍光灯と、太陽光で照らした場合だと、色の見えかたは変わるでしょう。
基本的に外壁は太陽の光で確認するため、施工前に色の間違いをさけるために、色見本は外で確認しましょう。
また、面積効果と呼ばれる現象もあります。
色は、面積が大きくなるほど特徴がより鮮明になります。
面積が大きくなると明るい色は明るく、暗い色は暗くなりやすいので色見本よりは鮮明な色になることを意識しておきましょう。