今回は、宮崎市の清武町池田台北にある58坪の住宅で屋根にセミフロンルーフを塗装していきます。
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整
- 下塗り
- 中塗り(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り(仕上げ塗装2回目)
それぞれの工程を写真でチェックして、自宅の屋根塗装の参考にしてみてください。
屋根下地の補修・調整と下塗りをしていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
外壁のシーリング作業を終えたら、シーリング材が乾くまでのあいだ屋根塗装をします。
屋根塗装では、最初に屋根の補修からしなくてはいけません。
キズやひび割れを放置したまま塗装をしても、雨漏りを防ぐことはできません。
劣化した部位を補修してから塗装をはじめます。
補修後は、下塗り作業から入ります。
下塗りは、次の仕上げ塗装を剥がれにくくするための接着剤の役割があります。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
下塗りが乾燥したら屋根を黒系の塗料で塗っていきます。
今回の屋根ではローラーが入らない隙間があったため、先にハケで塗装していきました。
画像の細かい縦線はハケで先に塗った場所です。
ハケで先に塗ったあとにローラーで全体を塗装することで塗りムラ防止にもなります。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
中塗りが乾燥したら最後は上塗りです。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
1つの塗料を2回塗る理由は、耐久性を保つためです。
1度だけしか塗装しなかった場合、塗装の耐久性が不足して本来の耐用年数を発揮できなくなります。
屋根塗装をする際は、必ず仕上げ塗料は2回以上塗らなくてはいけません。