宮崎市の清武町池田台にある38坪の住宅で窯業系サイディングのシーリングをしていきます。
シーリング補修の工程には以下があります。
- 既設シーリングの確認
- シーリング材を剥がす
- マスキングテープで養生
- プライマー(下塗り)を塗装
- シーリングの注入(充填)
- シーリング材のおさえこみ
- マスキングテープを剥がして仕上げ
以下では、シーリングの工程を画像で確認してみましょう。
既存のシーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
最初にシーリングの劣化状況を確認します。
10年程度放置した外壁は、シーリングにひび割れや肉やせなどが発生します。
放置すると外壁材の腐食や雨漏りの原因となるため早めに補修が必要です。
補修するためにシーリングを剥がしていきます
※シーリングを剥がしている様子です
既設のシーリング材は劣化しているため、その上から補修しても内部からすぐにひび割れが起こってしまいます。
すでにあるシーリング材を剥がしてから新しい材料を充填しなくてはいけません。
手順としては、既設のシーリングを剥がしたあと、マスキングテープで両側を養生してから下塗り材(プライマー)を塗布します。
プライマーは新しいシーリング材が剥がれないよう密着性を高める役割があります。
プライマー塗布後はシーリングを充填し、ヘラで平らにしてからマスキングテープを剥がしていきます。
シーリング補修を完了しました
※シーリングを補修したあとの様子です
マスキングテープを剥がしたあとの仕上がりが上記の画像です。
施工直後では液体状になっているためさわってはいけません。
1〜3日ほど乾燥させたら塗装が可能となります。
シーリング材が乾燥するまでは塗装できませんので他の作業を進めていきます。