今回は、宮崎市の吉村町別府原甲にある粘土瓦屋根の住宅でシーリング施工をしていきます。
シーリングの補修には以下の工程があります。
- 劣化状況を確認する
- 既設のシーリングを剥がす
- マスキングテープで養生する
- プライマーを塗装する
- シーリングを充填する
- おさえこみ作業をする
- マスキングテープを剥がして仕上げる
以下では、それぞれの工程を説明しながら、一部を写真で確認していきます。
シーリングをカッターで剥がしていきます
※シーリングを剥がしている様子です
サイディング外壁の目地にはシーリングが存在します。
シーリングは、外壁材同士の衝撃をやわらげる緩衝材の役割があるほか、隙間から内部に雨水が侵入しないように塞ぐ目的もあります。
劣化したシーリングは亀裂が入ったり剥がれたりするため、補修しなくてはいけません。
補修するためにまずはカッターで既設シーリングを剥がしました。
シーリングを充填していきます
※シーリングを充填している様子です
シーリングを剥がしたあと、マスキングテープで両端を養生し、下塗りをします。
下塗り後、隙間に新しいシーリング材を充填しました。
シーリングをヘラで平らにしていきます
※シーリングをヘラで平らにしている様子です
充填したシーリングを、ヘラでならしていく作業です。
ならし作業をしないで隙間が生まれてしまうと、空気が入りこむといった要因でシーリングが剥がれやすくなります。
シーリングが完成しました
※シーリングの仕上がり後の様子
マスキングテープを剥がしてから1〜3日ほど乾燥させれば完成です。
乾燥する前にさわってしまうと変形して補修し直すことになるため、塗装作業はシーリングが乾燥するまで待たなくてはいけません。