宮崎市の平和が丘東町にある45坪の住宅の外壁をラジカル塗装するためにシーリング補修をします。
シーリングとは、サイディング外壁の目地や窓の周辺にあるゴム状の素材のことです。
施工前は液体状になっており、乾燥するとゴムのような固体になる性質があります。
シーリングがなければ外壁材同士がぶつかって破損したり、隙間から雨が侵入したりするおそれがあります。
外壁におけるシーリング補修は主に以下の流れでおこないます。
- 既設シーリングの劣化状況の確認
- 既存シーリングの剥離
- マスキングテープ養生
- プライマー塗装
- 新規シーリング充填
- おさえこみ
- 仕上げ
以下では、各工程の説明と画像を紹介していきます。
既設シーリングの状態を確認していきます
※シーリング補修前の様子です
現在のシーリングの劣化状態を確認します。
シーリングの補修が必要なのか、すべて剥がす必要があるのかなどを確認します。
10年程度経過している外壁の場合は基本的にシーリングをすべて剥がして交換が必要です。
今回もシーリングの剥離から解説していきます。
シーリングを剥がしていきます
※シーリングを剥がしている様子
カッターを使って目地のシーリングを剥がしていきます。
仮に、古いシーリングが残ったまま新しいシーリングを入れてしまうと、剥がれやすくなるでしょう。
剥離後はマスキングテープで養生して、プライマーを塗装します。
プライマー塗装後は新規シーリングを充填し、ヘラでおさえこみをしていきます。
シーリング補修を完了しました!
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
ヘラでおさえこみをしたあとにマスキングテープを剥がしたら上記の写真のようになります。
あとは1〜3日程度乾燥させれば完成です。