宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で155平方メートルの窯業系サイディングのシーリングをしていきます。
シーリングの修繕作業には以下の工程があります。
- シーリングの劣化状況を確認
- 既存のシーリングを剥がす
- マスキングテープで養生する
- プライマーで塗装する
- シーリングを注入する
- おさえこみ作業をする
- マスキングテープを剥がして仕上げる
今回は、上記の工程を説明しながら一部の作業風景を写真でチェックしていきましょう。
シーリングをカッターで剥がしていきます
※シーリングをカッターで剥がしている様子です
最初はシーリングのひび割れや劣化状況の確認です。
写真のシーリングはひび割れていてこのままでは雨水が内部に侵入するおそれがあります。
このためカッターで剥がしてから新しいシーリング材を注入します。
剥がしたシーリング部にテープを張って充填していきます
※テープを張ってシーリング材を充填している様子
カッターでシーリングを剥がしたあと、両端にマスキングテープを貼ってから下塗り材であるプライマーを塗装します。
シーリングが付着しやすいようにプライマーを塗装したら、上記写真のようにシーリング材を注入します。
シーリングをヘラでならしていきます
※シーリングを充填してならし、補修完了した様子
シーリング材は注入しただけだと隙間だらけのため、見栄えを整えるためにもヘラで平らにしていきます。
シーリングの補修を完了しました
※シーリングの補修を完了した様子
おさえこみ作業を終えたらマスキングテープを剥がして1〜3日ほど乾燥させたらシーリングの完成です。
乾燥する前に塗装をするとへこみや傷がつくため性能が低下してしまうでしょう。
最低でも1日は乾燥させる必要があります。