宮崎市の本郷北方にある34坪の住宅で77平方メートルの屋根塗装をしていきます。
屋根の塗装工程には以下があります。
- 下地の補修・調整工程
- 下塗り工程
- 中塗り工程(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り工程(仕上げ塗装2回目)
各工程を写真でチェックして、ご自宅の屋根塗装の参考にしてみましょう。
屋根下地の補修や調整・下塗りをしていきます
※屋根の下塗りをしている様子です
最初は下地の補修工程です。
下地の補修とは、屋根のキズや破損をパテやコーキングなどで補修する作業です。
錆が発生している部位はケレンで落とす必要があります。
錆を放置したまま塗装をすると、内部から錆びたり塗装が剥がれやすくなったりします。
下地補修の次は下塗り工程です。
屋根材自体に吸水性があるため、そのまま中塗りをしてしまうと吸い込まれて性能が低下してしまいます。
そのために、先に透明な下塗り塗料を塗って吸水性を低下させるのです。
下塗り塗料には、下地と中塗り塗料の付着性を高める接着剤のような役割もあります。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)をしていきます
※屋根の中塗りをしている様子です
次は中塗り工程です。
着色と同時に耐久性の要となる仕上げ塗料を塗装していきます。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)をしていきます
※屋根の上塗りをしている様子です
最後は上塗り工程です。
中塗りと同じ塗料で塗装していきます。
同じ塗料を中塗り・上塗りと2回塗ることで2層構造となり、塗装の耐久性が高まるためです。
屋根用塗料は2回塗り以上を想定して作られているため、1回塗りにすると耐久性や遮熱性といった性能が低下してしまうでしょう。
今回はグレー系の色で屋根を塗装していますが、黒にするケースも多いです。