宮崎市の花ヶ島町立野にある45坪の住宅で118平方メートルの屋根塗装をします。
屋根を塗装する工程には以下があります。
- 下地の補修
- 下塗り
- 中塗り(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り(仕上げ塗装2回目)
各工程を写真でチェックして、自宅の屋根塗装の参考にしてみましょう。
スレート屋根の下塗り作業をしていきます
※スレート屋根に下塗りをしている様子です
スレート屋根とは、薄い板状の屋根材を重ねるように張っていく屋根です。
コロニアルやカラーベストとも呼ばれます。
今回の住宅では色あせが激しく、高圧洗浄後には写真のように下地の白が目立つようになっていました。
まずは透明な下塗り材で屋根材の吸水性を低下させ、中塗りを塗った際に施工不良を起こさないよう、そして塗装が剥がれにくくなるようにしていきます。
スレート屋根を緑の塗料で中塗り(仕上げ塗装1回目)していきます
※緑の塗料で中塗りをしている様子です
中塗りは緑色で塗装していきます。
屋根で使う塗料は主に2種類です。
- シリコン塗料:一般的な塗料で耐用年数は7年程度
- フッ素塗料:高品質な塗料で耐用年数は10年程度
また、省エネ対策に役立つ遮熱性能・断熱性能を備えた塗料もあります。
スレート屋根を緑の塗料で上塗り(仕上げ塗装2回目)していきます
※緑色の塗料でスレート屋根の仕上げ塗装をしていきます
中塗りと同じ塗料で上塗りをしていきます。
仕上げ用塗料は中塗りと上塗りの2回塗りをすることを前提に作られています。
1回しか塗装しない場合、耐久性といった性能が低下するでしょう。
スレート屋根の場合、上塗り後に縁切りをする場合があります。
縁切りとは、スレート屋根に必要な隙間を塗装で塗りつぶしてしまった場合にカッターやヘラで隙間を作り直す工程です。