宮崎市の田野町にある窯業系サイディングの住宅でコロニアル屋根を塗装していきます。
コロニアル屋根を塗装する工程は以下の4つです
- 屋根下地の補修・調整と下塗り作業
- 中塗り作業(仕上げ塗装1回目)
- 上塗り作業(仕上げ塗装2回目)
- 縁切り
工程ごとに写真つきで解説していきます。
屋根下地の補修・調整と下塗り作業です
※屋根の下地補修と下塗りをしている様子です
屋根の塗装は、下地の補修から行っていきます。
まずはひび割れや破損した部分を補修材で埋めていきます。
下地にひび割れが入っていたらパテのような補修材でで補修しなければ雨漏りの原因となってしまいます。
補修が完了したら下塗りです。
下塗りは下地の吸水性を低下させるとともに、中塗り塗料との付着性を高める効果があります。
屋根の下地には吸水性があるため、中塗り塗料をそのまま塗ってしまうと屋根材に吸い込まれて耐久性が低下するのです。
屋根の中塗り(仕上げ塗装1回目)です
※コロニアル屋根の中塗りをしている様子です
下塗りをしたら次は中塗り作業です。
仕上げ塗装1回目とも呼ばれます。
理由は、仕上げ塗装が2回あるためです。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。同じ塗料を2回塗ることで屋根塗装の耐久性を確保しているのです。
屋根の上塗り(仕上げ塗装2回目)です
※コロニアル屋根の上塗りをしている様子です
最後は上塗りです。
中塗りと同じ塗料を丁寧に塗装します。
上塗り後は縁切り作業を行います。
縁切りとは、コロニアル屋根の内部が雨漏りしないよう、意図的に隙間を作ることです。
この隙間から雨が外に排出されるため、縁切りをしないと屋根内部が雨漏りしやすくなります。
下塗り段階で特殊な工程を挟むことで縁切りを省略できる場合があります。