宮崎・鹿児島地区にあるモルタル外壁の住宅で、塗装するためのシーリング補修をしていきます。
シーリングは、モルタルやサイディング外壁の目地を中心に埋め込まれているゴム状の素材です。
外壁材が受けた衝撃をやわらげる緩衝材の役割があるほか、目地の隙間からの雨水の侵入を防いでいます。
モルタル外壁におけるシーリング補修の工程は以下のようになります。
- 既設シーリングの劣化状況の確認
- 既存シーリングの剥離
- マスキングテープ養生
- プライマー塗装
- 新規シーリング充填
- おさえこみ
- 仕上げ
工程の一部を画像で解説していきます。
ご自宅を工事する際の参考にしてみましょう。
モルタル外壁の住宅でシーリングの充填作業をしていきます
※モルタル外壁でシーリングを充填している様子です
現在のシーリングの劣化状態を確認して、必要に応じて剥がします。
8年以上経過している外壁だと基本的にシーリングをすべて剥がして交換が望ましいです。
モルタル外壁の住宅でシーリングのおさえこみをしていきます
※モルタル外壁でシーリングのおさえこみをしている様子です
シーリングを充填した場所はそのままだと内部に隙間ができて剥がれやすくなります。
そのため、ヘラでおさえこみをして内部をシーリングで満たす必要があるのです。
シーリングのおさえこみは素人が行うと失敗しやすいためDIYで行うのは避けたほうがよいでしょう。
モルタル外壁の住宅でシーリング補修を完了しました!
※モルタル外壁でシーリングを補修した様子です
ヘラでおさえこみが完了したらマスキングテープを剥がしてシーリング補修は完了です。
乾燥までは3日程度かかるため、そのあいだはさわらないようにしましょう。
完全に乾燥すれば外壁塗装ができます。