宮崎県宮崎市の神宮にある住宅でセメント瓦屋根の塗装作業を行います。
今回塗装する屋根の工程は以下の3つです。
- 屋根の下地補修と下塗り
- 屋根の中塗り
- 屋根の上塗り
各工程を写真付きで解説していくのでご自宅のセメント瓦屋根の塗装の参考にしてみましょう。
緑色のセメント瓦の屋根を下塗りしていきます
※セメント瓦屋根の下塗りをしている様子です
緑色のセメント瓦の屋根をまずは補修していきます。
セメント瓦の場合、瓦がひび割れていたり破損していたりした場合は交換や修理を検討します。
補修が完了したら、下塗りです。
写真で色が濃い屋根の部分が下塗り済みです。
下塗りをすることでこのあとの中塗り塗料が付着しやすくなり、屋根塗装の耐久性が向上します。
緑色のセメント瓦の屋根を中塗りしていきます
※セメント瓦屋根の中塗りをしている様子です
下塗りが乾燥したら中塗りです。
セメント瓦の塗装は基本的に吹き付けで行います。
吹き付けとは塗料を機械で吹き付けて塗装する方法で、仕上がりが綺麗になるメリットがあります。
セメント瓦の場合は構造が複雑なためハケやローラーでは手間がかかり工事費が高くなるため、費用を抑えるといった目的で手間が少ない吹き付けにする場合が多いです。
セメント瓦の屋根の上塗り工程を進めていきます
※セメント瓦屋根の上塗りをしている様子です
中塗りと同じ塗料を使って上塗りをします。
屋根用の塗料は2回以上塗ることを前提としているため、中塗りと上塗りがあるのです。
今回の塗装により8年以上は塗り替えが必要なくなるでしょう。
屋根塗装のタイミングがわからない場合は、前回の塗装から10年程度を目安にしてみてください。
ほとんどの屋根塗料は10年前後が耐用年数となっています。