今回の鹿児島県の現場では、サイディング外壁と瓦屋根の塗装をしていきます。
ご紹介する工程は以下です。
・外壁の高圧洗浄
・シーリング補修
・外壁の下塗り
・外壁の中塗りと上塗り
・屋根の下塗り
・屋根の中塗りと上塗り
鹿児島県で外壁や屋根の塗装を検討している方は、塗り替え工事の参考にしてみてください。
鹿児島県の住宅でサイディングの高圧洗浄を行っていきます!
サイディング外壁を高圧力の水で洗っている様子です。
高圧洗浄を行うことで汚れやホコリを落とせるため塗装の膜が剥がれにくくなります。
高圧洗浄をするためには先に足場の設置とシート養生が欠かせません。
足場がなければ安定した場所での作業ができず時間がかかりますし、シート養生がなければ汚れた水が近隣に飛散してしまいトラブルを招きます。
高圧洗浄作業はおおよそ半日程度で完了します。
乾燥作業や養生作業もあるためその日のうちに塗装することは滅多にありません。
鹿児島県の住宅でサイディングのシーリング補修を行っていきます!
次はシーリングの補修のご紹介です。
シーリングとは、サイディングの目地部分に細長く埋め込まれているゴムのような素材です。
作業時は流動性がある固体ですが、乾燥すると固まってゴムのように伸縮性がある素材となります。
今回は、既存のシーリングを剥がして下塗りをしてから新しいシーリング材を充填する「打ち替え」で工事をしています。
このほかにも、既存のシーリング材の上から重ね打ちする「増し打ち」があります。
シーリングは乾燥までに2〜3日ほどかかるためそのあいだは塗装ができません。
鹿児島県の住宅でサイディングの外壁を下塗りしていきます!
高圧洗浄とシーリング補修が終わったら塗装作業です。
まずは下塗り材で塗装していきます。
今回使ったのは厚みがある白い下塗り材で、凹凸があるサイディング外壁でも塗り忘れしにくい特徴があります。
下塗り材は外壁の素材によって使い分けます。
新築のモルタル外壁に塗装する場合はシーラーと呼ばれる透明な材料を使うことが多いでしょう。
鹿児島県の住宅でサイディングの外壁を肌色に塗装していきます!
下塗りが完了したら中塗り・上塗りです。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
今回は外壁を肌色に塗装していきます。
塗りそこねがあると下塗りの白が見えてしまうため、もれなく塗装していきました。
同じ塗料を2回塗ることで厚みのある塗膜を作り、塗装が剥がれにくくなるのです。
今回はローラー塗りですが、塗装面積が多い場合や使う塗料の種類によっては吹き付け塗装を行います。
吹き付け塗装とは、塗料を外壁に吹き付ける工法で、複雑な形状の素材でも塗装できるうえ、仕上がりが綺麗になるメリットがあります。
鹿児島県の住宅で瓦屋根を下塗りしていきます!
次は屋根塗装のご紹介です。
屋根塗装も外壁と同様に下塗りからはじまります。
屋根に使う下塗り材は透明なシーラーです。
仕上げ塗料との密着性を高める役割があります。
鹿児島県の住宅で瓦屋根を緑色に塗装していきます!
屋根の中塗りと上塗りの光景です。
今回は瓦屋根を緑色に塗装していきました。
ローラー塗りをしていますが、複雑な形状の瓦屋根の場合は吹き付け塗装することが多いです。
なお、上記写真の左下にある部位は金属製ですが、職人が塗装しているのは瓦です。
下地素材が異なるため、下塗り塗料を使い分けることがあります。
特に金属製の部位は錆止めを使わないと錆びるため施工時には注意が必要です。
以上が、鹿児島地域でサイディング外壁を肌色に、瓦屋根を緑色に塗装した事例です。
他の工事もチェックしたい方はただいま施工中でご紹介していますのでぜひご覧ください。