今回は、宮崎市の清武町にある33坪の住宅で外壁や付帯部塗装を行っていきます!
外壁は窯業系サイディングですので同じ材質を使っている住宅の方は参考になるでしょう。
今回ご紹介する内容は以下です。
・外壁の高圧洗浄
・外壁のシーリング補修
・外壁塗装
・軒天塗装
・雨樋塗装
・雨戸塗装
30〜35坪程度の住宅を塗装したい方はぜひチェックしてみてください。
33坪の住宅で外壁の高圧洗浄を行います!
サイディング外壁を高圧力の水道水で洗浄している様子です。
高圧洗浄を行うことで外壁の汚れを落とし、塗料が密着しやすくなるメリットがあります。
高圧洗浄をしないで塗装をすると汚れやホコリが下地と塗料のあいだに入り込み、塗膜の寿命が短くなってしまうでしょう。
前回のメンテナンスから短期間で塗装をする場合を除き、基本的に高圧洗浄は必要な作業です。
33坪の住宅で外壁のシーリング補修をしていきます!
外壁のシーリング作業をしている様子です。
シーリングとは、外壁の隙間や目地をうめるための補修材です。
シーリングがないと外壁の隙間から浸水したり、外壁同士のきしみや衝撃を緩和できずにサイディングが破損したりするおそれがあります。
シーリング補修には、以下の工程があります。
・既存のシーリングをカッターで剥がす
・マスキングテープで養生する
・プライマーを塗布する
・シーリング材を充填する
・ヘラで平らにする
施工後のシーリングは上記写真のようになります。
乾燥するまで2〜3日程度かかるため、そのあいだは外壁の塗装はできません。
サイディング外壁の塗り替えをしていきます!
シーリング処理が終わったらいよいよ外壁の塗装です。
外壁では下塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。
下塗りではエスケー化研株式会社の「水性SDサーフエポ」を利用しました。
厚みのある下塗り材で、凹凸があるサイディング材でも塗りそこねが起こりにくいメリットがあります。
また、補修しなくても小さな傷を下塗り材だけで目立たないようにできます。
水性のため悪臭が少なく、人体への影響も溶剤系塗料に比べて小さいです。
中塗り・上塗りでは同じくエスケー化研株式会社の「弾性スーパーセラタイトF」を利用しました。
高性能なフッ素塗料で、塗膜が長持ちする特徴があります。
一般的に中塗りと上塗りでは同じ塗料を使います。
同じ塗料を2度塗りすることで高い耐久性を確保する目的があるのです。
33坪の住宅で軒天の塗装をしていきます!
ご紹介が遅れましたが、今回は外壁の塗装より前に軒天を塗っています。
軒天とは、屋根の裏側に存在する天井部分のことです。
写真の右上にある白い部分が該当します。
軒天は塗装する際に外壁に塗料が飛散しやすいため、外壁塗装よりも先に行うことが多いです。
また、塗る色は白系が一般的でしょう。
天井部分のため光が当たりにくく、軒天は暗く見えることが理由です。
白系で塗装すれば光を反射して少しだけ明るく見えるメリットがあります。
33坪の住宅で雨樋を塗装していきます!
軒天の次は雨樋のご紹介です。
雨樋は屋根の雨水を地上まで流すための受け皿やパイプのことです。
今回は雨樋を黒系で塗装しました。
雨樋は破損しやすい部位のため、外壁塗装のタイミングで点検し、塗り替えもして長持ちさせましょう。
33坪の住宅で雨戸を塗装していきます!
最後にご紹介するのが雨戸です。
窓を保護する板のことで、近年ではシャッターの形状をしていることが多いです。
今回の雨戸は取り外しが可能だったため、移動して別の場所で吹き付け塗装をしています。
雨戸は複雑な形状をしているため、吹き付け塗装をする場合が多いです。
以上が、宮崎県宮崎市の清武町にある33坪の住宅で窯業系サイディングを弾性スーパーセラタイトFで塗装していった事例です。
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