先日、火災保険を利用して2階部分屋根工事の葺き替え工事、
防水シート・瓦棒施工の様子をご紹介しましたが、
本日は、いよいよ瓦を葺きをご紹介していきたいと思います。
昨日瓦棒を打ちましたが、本日は隅棟の施工からご紹介していきます。
瓦を屋根の上運び、等間隔で瓦を置いていきます。
屋根を葺くときは軒先から棟にかけて順番に葺いていきます。
重なりの部分なども出てくるためです。
ちなみに今回葺き替えで使用していく瓦は陶器瓦のスパニッシュ形です。
通常、セメント瓦やスレート屋根は定期的に塗装を行わなければなりません
しかし、この陶器瓦は定期的なメンテナンスが必要ありません。
そして前回の記事で紹介した軒先のものは、
この瓦の形で作られており、軒先から水が入らないように蓋をし、瓦がズレないようにしています。
特殊なこの形だからこそ必要なんですね。
インパクトを使用して一枚一枚しっかりと、台風などで飛ばされないように固定していきます。
ここで、隅棟についてお伝えしていきます。
隅棟とは、寄棟屋根の2面が重なる部分になります。
隅棟がきれいに真っすぐ施工できるように金具を入れ木を入れていきます。
このまわりに、南蛮漆喰と呼ばれる棟部分で使用する漆喰になります。
雨が浸透しても崩れにくく土に比べじゃ溜まりやすい特徴があります。
この漆喰を周りに入れていき、瓦をかぶせていきます。
隅棟が完了すると棟部分を施工していきます。
内部の様子になります。
冠瓦の内部を同じように南蛮漆喰を詰めていきます。
漆喰部分です。
ここの見えている部分に関しては、年数が経つにつれて
劣化していってしまうため定期的なメンテナンスが必要になっていきます。
ちなみに、こちらが先日行った補修部分になります。
瓦でしっかり覆っていきました。
補修の工事はこちらです。
火災保険を利用して2階屋根の葺き替え工事~撤去の様子と補修~
工事は以上で完成です。
ありがとうございました。