【宮崎県宮崎市】霧島にあるモルタル外壁の住宅でコロニアル屋根をセミフロンルーフのブラックで塗装
シーリングの補修後は、屋根塗装の解説をしていきます。
今回塗装するのはコロニアル屋根です。
コロニアル屋根とは、ケイミュー株式会社が販売しているセメント系の板状素材です。
「カラーベスト」「スレート材」などと呼ばれます。
コロニアル屋根は軽量で機能性が高く、価格が安いメリットがあるため住宅の多くで利用されています。
コロニアル屋根の塗装では以下の3工程が必要です。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
工程ごとに写真でチェックしてみましょう。
コロニアル屋根を「KFマイルドシーラー」で下塗りしました!
※シーラーで濡れて暗く見えている部分が下塗り
今回の工事では「KFマイルドシーラー」というKFケミカル株式会社の製品を使っています。
塗装する前の屋根は吸湿性が高いためにそのまま仕上げ塗装をすると施工不良を引き起こします。
また、密着性が不足しているため下塗りをして中塗りの付着力を高める必要があるのです。
DIYをする場合に下塗りをせずに塗装する方がいらっしゃいますが、ほとんどは数年で剥がれてしまうでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」のスレートブラックカラーで中塗りしました!
※コロニアル屋根の中塗りの様子。右側の暗い部分が塗装済み
仕上げ塗料を使って塗装をしています。
仕上げ塗料は中塗り、上塗りの2回塗りが必要です。
1回塗りにしてしまうと厚みが不足して耐用年数が短くなるためです。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」のスレートブラックカラーで上塗りしました!
※コロニアル屋根の上塗りの様子
最後は上塗りです。
見栄えに影響を与えるもっとも重要な工程ですので、丁寧に塗装していく必要があります。
屋根塗装が終わったら、次は外壁塗装の紹介です。
【宮崎県宮崎市】花山手にある41坪の住宅でスレート屋根の塗装を行いました!
今回はスレート屋根を塗装する様子を紹介していきます。
スレート屋根とは、セメントや岩盤で作る板状の薄い屋根材です。
安価で施工しやすく、日本の住宅では特に人気が高いです。
コロニアル屋根の塗装では3つの作業が必要です。
- 下塗り作業
- 中塗り作業
- 上塗り作業
写真と一緒に、それぞれの工程を確認してみましょう。
スレート屋根の下塗りです!
※ぬれて黒く見える部分が下塗り
いきなり仕上げ塗料を塗ってしまうと屋根の塗装は数年で剥がれてしまいます。
そのため、透明な「シーラー」と呼ばれる材料で下塗りをしていきました。
今回は「KFマイルドシーラー」と呼ばれる、KFケミカル株式会社の製品を使いました。
スレート屋根の中塗りをしました!
※スレート屋根の中塗り後の様子
下塗りをしたらいよいよ仕上げ塗料の出番です。
仕上げ塗料は中塗りと上塗りの2回塗りが必要です。
1回だけしか塗らないと塗膜が十分な耐久性を確保できずに剥がれやすくなるでしょう。
中塗りは上塗りと同じ塗料を使います。
今回は「セミフロンルーフ」と呼ばれるKFケミカル株式会社の製品を利用しました。
天気が良くて気温が高ければ中塗りは1日以内に乾きます。
人手があれば、午前で中塗りをして、午後に上塗りをすることも可能でしょう。
また、屋根用塗料には遮熱塗料と呼ばれる種類があります。
光による熱の発生を抑制する機能があり、夏場の冷房費用を節約できるメリットがあります。
スレート屋根の上塗りの様子です!
※スレート屋根の上塗り作業の様子
最後は上塗りをしていきます。
上塗り後は屋根にあがると足跡が残ってしまうため、仕上がり後の場所はできるだけ踏まないようにします。
しかし、スレート屋根の場合は雨漏り防止用の隙間を作らなくてはいけないため、塗装後に屋根にあがって隙間を作る「縁切り」という作業を行います。
タスペーサーと呼ばれる道具を使えば仕上がり後の足跡を防止できるため、きれいに仕上げたい場合はご相談ください。
【宮崎県宮崎市】霧島の42坪のお家でコロニアル屋根の洗浄と補修作業を行いました!
宮崎市の霧島にある42坪のお家で、コロニアル屋根の塗装工事を行います。
今回は、下地処理として高圧洗浄を行っていきました。
屋根工事のためにコロニアル屋根の周辺に仮設足場を設置
まずは足場を設置して養生シートを張ります。
屋根塗装では塗料が高所から飛び散る危険があるため周囲をシートで覆わないと隣家に迷惑がかかります。
また、足場がないと職人が屋根の端で安心して塗装できなくなり、作業性が低下するでしょう。
作業性が低下すれば工事期間が延長され、人件費のぶんだけ工事費用が増えてしまいます。
コロニアル屋根の高圧洗浄
屋根に登って高圧洗浄機で洗っていきました。
洗浄しないと新しい塗装が剥がれやすくなり、塗装工事が無駄になります。
剥がれかけている塗装や、カビなどを念入りに落としてから下塗り作業に入る必要があるのです。
屋根の端までしっかりと洗浄していきます。
洗浄後の屋根は滑りやすく、洗う際は落下する危険があるため、足場は欠かせません。
小さな隙間も念入りに洗っていきます。
どれだけ洗浄作業を丁寧に行ったかで塗料の剥がれやすさが変化し、塗装の耐用年数が大きく変わります。
コロニアル屋根の補修
コロニアル屋根の一部が割れていたため、補修作業も行いました。
屋根のひび割れは放置すると雨が侵入して内部が劣化していきます。
最悪の場合は内部の防水シートまで劣化して雨漏りを引き起こすでしょう。
コロニアルは安価で板状のため割れやすい屋根材です。
屋根材の破損を放置すれば内部がぼろぼろになってしまい、次回のメンテナンス時に補修費用が高くなるでしょう。
破損を見つけた段階で早急に修理するようにしてください。
高圧洗浄や下地補修が完了したら、次は下塗りを行っていきます。
【宮崎県宮崎市】島之内でセメント瓦屋根の高圧洗浄を行いました!
宮崎市の島之内にある45坪のお家で、以下の工事を行いました。
- 住宅の屋根塗装
- 車庫の屋根塗装
このうち、今回は下地処理として高圧洗浄を行っていきました。
屋根工事のために仮設足場を設置
※施工前の屋根の状況です。
屋根だけの工事だとしても足場の設置が必要です。
「屋根だけならハシゴの設置で十分では?」と考える人もいるかも知れません。
しかし、屋根には側面の塗装も含まれるため、ハシゴでは安全性と作業性が確保できません。
側面の塗装がない場合でも、屋根に上るために足場が必要な場合もあります。
安全性と作業性が低下すると工事が進みにくくなり、工期が延びてしまうでしょう。
工期が延びれば人件費がかかるため、工事費用が増えてしまいます。
屋根だけの工事でも基本的には足場は必要なのです。
住宅の屋根に登って高圧洗浄を実施
全部で170平方メートルもある屋根を高圧洗浄機で洗っていきます。
今回のお家の屋根は汚れや劣化が目に見えて発生していました。
洗浄しないで塗装をすると、新しい塗料がすぐに剥がれてしまうため、屋根に付着している汚れや古い塗装を念入りに剥がしていきます。
カビが生えている場合はバイオ洗浄を実施する場合もあります。
バイオ洗浄とは、薬品を使って屋根のカビを効果的に除去する工法です。
繁殖予防の効果も期待できるため、コケやカビが広範囲で発生している屋根で活用できます。
洗浄後は、劣化状況に応じてコーキングやパテで補修を行います。
なお、屋根で雨漏りが発生している場合は高圧洗浄をすると室内に水が漏れるおそれがあります。
屋根の塗装作業では雨漏りは改善しませんので、洗浄作業より前に必ず雨漏りの修理を行いましょう。
高圧洗浄が終わったら次は屋根の下塗りを行います。
【宮崎県宮崎市】清武町で軒天・雨樋・雨戸塗装を行いました!
最後は付帯部の塗装です。
付帯部とは、外壁や屋根の大きな面ではなく、「軒天」や「雨樋」、「雨戸」といった細部のことです。
付帯部の例には以下があります。
- 「軒天」屋根の裏側や、2階バルコニーの下にある天井部分
- 「雨樋」屋根の雨を地上に誘導するための受け皿やパイプ
- 「雨戸」強風や防犯などのために外部から窓を覆うための建具
- 「破風」屋根の側面の板のうち、雨樋が取り付けられていない部位
- 「鼻隠し」屋根の側面のうち、雨樋が取り付けられている部位
今回塗装した軒天、雨樋、雨戸の施工現場をそれぞれチェックしてみましょう。
軒天の塗装
軒天の塗装も屋根や外壁と同じく3回塗りが基本です。
透明なシーラーで下塗りをしてから、仕上げ用塗料で2回塗り重ねます。
最終的には白色で仕上げました。
軒天の下地素材によっては放置すると雨で腐食し、雨漏りを引き起こす可能性もあります。
カビが発生しやすい部位でもあるので定期的に劣化状況をチェックすることをおすすめします。
雨樋の塗装
次は雨樋の塗装です。
軒天同様に白色で仕上げています。
雨樋は破損しやすい部位なので、台風シーズンが終わったあとに劣化していないかチェックしておくことをおすすめします。
雨戸の塗装
雨戸の塗装です。
雨戸は隙間にハケやローラーが入りにくいため、周辺すべてを養生テープやビニールシートで保護してから、吹き付け塗装をしています。
雨戸は風や雨を直接受ける部位ですので劣化しやすいため、外壁や屋根の塗装をする際には一緒に塗り替えをしておきましょう。
以上が、宮崎市清武町のお家における屋根・外壁・付帯部塗装の作業風景です。
他にも玄関ドアの塗替えや、破風板の板金巻きなども行いました。
外壁や屋根だけではなく付帯部も十分に塗装したい場合はぜひエスケーハウスにご相談ください。
宮崎市での他の工事の状況は施工中の工事でも紹介しているため、ぜひチェックしてみましょう。
【宮崎県宮崎市】霧島にあるモルタル外壁の住宅で足場設置や高圧洗浄、シーリング補修を実施
宮崎市の霧島にあるモルタル外壁の住宅で以下の工事をおこないます。
- 足場の設置とメッシュシート養生、シーリング補修
- コロニアル屋根をブラックカラーに塗装
- モルタル外壁を塗装
- 雨戸や軒天、雨樋などの塗装
このうち、今回は足場の設置とメッシュシートの養生、シーリングの補修をおこなっていきます。
足場とメッシュシートの設置作業の様子
※外壁や屋根塗装のための足場を設置した写真
塗装作業の安全性と作業性を確保して人件費を削減するために必要なのが足場です。
足場を設置すれば、使わない場合に比べて工期が大幅に短縮できます。
足場の設置費用は住宅のサイズや構造で変わります。
隣家との隙間がほとんどない住宅だと設置に手間がかかるため足場費用が高くなるでしょう。
※足場にメッシュシートを設置した様子
足場を設置したらメッシュシートを取り付けます。
外壁や屋根の洗浄時の水が隣家に飛ばないようにしたり、塗料が飛散しないよう防止する役割があります。
外壁と屋根の高圧洗浄の様子
※外壁を高圧洗浄機で洗っている写真
メッシュシートの設置後は高圧洗浄作業です。
高圧洗浄をしておかないと異物や汚れが下地と塗料のあいだに入り込み、塗装をしてもすぐにはがれてしまいます。
シーリングを充填・おさえこみしている様子
※シーリングを充填している写真
外壁のシーリング部を補修します。
マスキングテープで周辺を養生したあと、下塗りをしてからシーリング材を充填していきます。
※シーリングを平らになるようおさえこみしている写真
充填したシーリング材はそのままだと盛り上がっているため、ヘラで平らにならします。
※シーリング補修の完了写真
最後に、マスキングテープを剥がしてシーリングを乾燥させたら完成です。
【宮崎県宮崎市】月見ヶ丘にある20坪の住宅で92平方メートルの屋根を塗装した作業
宮崎市の月見ヶ丘にある20坪の住宅で、92平方メートルの屋根を塗装した様子を紹介していきます。
今回塗装するのはスレート(コロニアル)屋根です。
セメントを主材料とした板状の素材で、軽量かつ耐用年数が長い屋根材として人気があります。
スレート屋根では3つの作業が必要です。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
以下では詳しく解説していきましょう。
スレート(コロニアル)屋根の下塗り作業
※スレート(コロニアル)屋根の下塗りの様子です
仕上げ塗料を塗る前に下塗りが必要です。
下塗りをしないで塗装をするとすぐに剥がれてしまうからです。
今回は透明なシーラーを下塗り材として使用しました。
仕上げ塗料の付着性を高めたり、下地材の吸湿性を抑える役割があります。
スレート屋根の中塗り・上塗りをしました!
※スレート(コロニアル)屋根の中塗りの様子です
下塗りをしたら中塗り・上塗りの工程です。
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使っています。
「同じ塗料を使うのなら1回塗りでいいのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、1回塗りだと十分な厚みが得られず、塗装の耐久性が低下してしまいます。
1回塗ってから乾燥させて、その後にもう1回塗ることで、2層の塗膜が作れます。
2層の塗膜によって厚みを作ることで、塗料は本来の耐用年数を発揮できるのです。
もしDIYで屋根を塗装したいと考えている人がいるのなら、必ず仕上げは2回塗りすることを覚えておきましょう。
スレート屋根の場合は縁切り作業もあります。
縁切りとは、スレートの隙間を塗料で埋めないようにする工程です。
スレートに隙間がないと、内部に入り込んだ雨が排水できません。
そのため雨漏りを引き起こしやすくなるでしょう。
【宮崎県宮崎市】佐土原町にある築19年の住宅で105平方メートルのコロニアル屋根を塗装しました!
シーリングが乾燥するまでに1日以上かかるため、そのあいだに屋根の塗装を進めていきます。
今回の住宅では105平方メートルの面積があるコロニアル屋根の塗装をおこないました。
コロニアル屋根を塗装する手順は3段階あります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
工程ごとに写真でチェックしてみましょう。
コロニアル屋根を「KFマイルドシーラー」で下塗り
※左半分の黒っぽい部分が下塗りをした直後
コロニアル屋根では下塗りとしてKFケミカル株式会社が販売する「KFマイルドシーラー」を使いました。
透明な塗料で、仕上げ塗装の密着性を高める役割があります。
また、コロニアル屋根の場合はタスペーサーという道具を使うことがあります。
タスペーサーは、結露や雨漏りを防止するために利用します。
使わない場合に比べて工期を半日〜1日程度短縮できるでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で中塗り
※コロニアル屋根の中塗りの様子
下塗りが乾燥したら中塗りをおこないます。
中塗りはKFケミカル株式会社が販売する「セミフロンルーフ」のスレートブラック色を使いました。
屋根は黒に近い色のほうが見栄えが良くなります。
もし屋根の色選びで迷うなら、ブラック系やグレー系を選ぶと良いでしょう。
コロニアル屋根を「セミフロンルーフ」で上塗り
※コロニアル屋根の上塗りの様子
中塗りは半日〜2日程度で乾燥するでしょう。
完全に乾燥してから上塗り作業を行っていきました。
上塗りでは中塗りと同じ塗料・色を使います。
最後の仕上げ塗装となるため、中塗り以上に色ムラに気をつける必要があるでしょう。
ここまでが佐土原町の住宅でのコロニアル屋根塗装の様子です。
屋根の塗装が終わったら次はサイディング外壁の塗り替えを紹介していきます。
【宮崎県宮崎市】大字田吉でモルタル外壁をエスケープレミアムシリコンで塗装しました!
屋根塗装が終わったらモルタル外壁の塗装を行います。
モルタルの外壁も瓦屋根と同じく3段階の塗装を行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
今回のお家では、下塗りに特殊なローラーを使いました。
モルタル外壁の下塗り
エスケー化研株式会社の白い下塗り塗料「水性ソフトサーフSG」で塗装しました。
「水性ソフトサーフSG」は厚みのある下塗り材で、小さな傷を隠せる特徴があります。
また、下塗りではマスチックローラーを利用しています。
マスチックローラーとは穴の空いたローラーで、凹凸模様を付ける際に使います。
モルタル外壁はもとのままだと平らなので、塗装時には凹凸をつけるのが一般的です。
既存の外壁にも凹凸はありましたが、強調するために下塗りでマスチックローラーを使いました。
モルタル外壁の中塗り(仕上げ1回目)
※肌色の部分が中塗り
下塗りを終えたら中塗りをしていきます。
中塗りに使った塗料はエスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」です。
エスケープレミアムシリコンは「ラジカル塗料」と呼ばれる最新の塗料商品です。
劣化の原因である「ラジカル因子」を抑制して、従来の塗料よりも高いコストパフォーマンスを発揮します。
現在の外壁塗装の主流はシリコン塗料です。
しかし、価格がほとんど変わらないのに耐用年数が何年も延びる「ラジカル塗料」が今後の主流となるとも言われています。
モルタル外壁の上塗り(仕上げ2回目)
※左側の薄い部分が上塗り
中塗りを終えたら同じ塗料で上塗りをします。
写真の上塗り部分が薄く見えるのは、塗った直後だからです。
塗料は乾燥すると光沢を失ってやや暗く見えます。
外壁の塗装が終わっても最後の仕上げが残っています。
次は「付帯部」の塗装を行っていきましょう。
【宮崎県宮崎市】太田にある42坪の住宅でサイディング外壁の塗装を行いました!
今回は外壁の塗装を行いました。
外壁も屋根塗装と同じく以下の3工程で行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
今回のお家では、エスケー化研株式会社の塗料「エスケープレミアムシリコン」を使って、外壁を濃いブラウンに塗り替えしました。
外壁の下塗り
外壁を白い下塗り塗料で塗っていきます。
使った塗料はエスケー化研株式会社の「水性SDサーフエポ」です。
厚みがあるサーフェーサーと呼ばれる下塗り塗料で、サイディングに適した人気商品です。
外壁の中塗り(仕上げ1回目)
下塗りで真っ白になった外壁を、エスケー化研株式会社の「エスケープレミアムシリコン」で塗装していきます。
「エスケープレミアムシリコン」はラジカル塗料とも呼ばれる最新の技術を利用した商品です。
ラジカル塗料とは、サイディング外壁の塗装で主流のシリコン塗料よりも耐用年数が飛躍的に向上するうえ、価格はほとんど変わらないというコストパフォーマンスに優れた種類です。
まずハケで目地を塗ってからローラーで広い面を塗装します。
こうすることで塗りそこねを防ぎやすくなります。
外壁の上塗り(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら最後の仕上げです。
少し明るく見えますが、上塗りは、中塗りと同じ「エスケープレミアムシリコン」を使っています。
乾燥すると色が暗くなるため、塗装作業中だとこのように色の見え方に違いが生まれます。
塗装直後と乾燥後だと見える色が違うため、外壁の色を決める際には塗料が完全に乾いた状態の見本で確認する必要があるのです。
ここまでが宮崎市太田のお家における屋根・外壁塗装の工程です。
外壁と屋根の塗装が終わったので工事終了かと思いきや、もうひとつ工程が残っています。
最後に行うのが、破風や雨樋といった「付帯部」の塗装です。
【宮崎県宮崎市】清武町にあるガルバリウム鋼板屋根のお家でサイディング外壁の塗装を行いました!
次はサイディング外壁の塗装を紹介します。
サイディング外壁もガルバリウム鋼板屋根と同じように3つの工程があります。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
詳しく見ていきましょう。
窯業系サイディングの下塗り
※白い部分は下塗りが完了した場所です
まずは、屋根とは違う下塗り材を塗装していきます。
下塗り材は下地の素材によって使い分けなくてはいけません。
金属なら金属向けの塗料、窯業系サイディングならサイディング向けの塗料が必要です。
使う塗料を間違えると下塗り材は付着性能を発揮できずに塗装が剥がれてしまうでしょう。
窯業系サイディングの中塗り
※クリーム色に見える部分が中塗りです
下塗りが完了したら中塗りを行っていきます。
この住宅では、外壁が濃い色と薄い色の2種類のデザインによって構成されていました。
しかし、今回の工事では同じ色で統一したため塗り分け作業は行っていません。
お客様によっては外壁を塗り分けしてほしいといった要望もあります。
塗り分けする場合は外壁だけで4色以上は使わないことをおすすめします。
屋根と合わせて5色も使ってしまうと住宅の統一感がなくなりデザイン性が低下しやすいからです。
窯業系サイディングの上塗り
※上塗りの様子です
中塗りが終わったら、同じ塗料で上塗りもおこないます。
今回の住宅では足場の設置が難しい場所があったため、一部は脚立(キャタツ)を使った塗装を行っています。
外壁の下塗りから上塗りまでの作業日数は1週間程度です。
天候に恵まれている夏場なら3日程度で完了することもあるでしょう。
上塗りが完全に乾燥したら塗装工事が完了……とはいきません。
屋根と外壁以外にもまだ塗る場所が残っています。
それは「付帯部の塗装」です。
【宮崎県宮崎市】清武町の屋根塗装を「セミフロンルーフ」で行いました!
続いては屋根の塗装を紹介していきます。
屋根塗装も外壁塗装と同様に以下の3工程で行います。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
今回のお家では、KFケミカル株式会社の塗料「セミフロンルーフ」を使って、屋根をディープグリーンに塗替えしました。
屋根の下塗り
屋根のひび割れを補修したあと(画像の白い部分)、KFケミカル株式会社の塗料「KFマイルドシーラーII」を使って下塗りをしていきます。
透明な塗料のため画像では違いがわかりにくいですが、屋根材と中塗り塗料の密着性を高める接着剤のような機能があります。
「KFマイルドシーラーII」は弱溶剤系の塗料なので、水性塗料に比べて高い密着性が期待できる塗料です。
下塗りをしないと塗料はすぐに剥がれてしまうため、非常に重要な工程です。
屋根の中塗り(仕上げ1回目)
下塗りをしてからは、KFケミカル株式会社の塗料「セミフロンルーフ」で塗装していきました。
お客様とのご相談の末に、既存屋根の色に似ているディープグリーンを選択しています。
セミフロンルーフは屋根用塗料の中でも特に耐久性が高い「フッ素塗料」です。
汚れにくく、光沢があり、紫外線や雨にも強い特徴があります。
屋根の上塗り(仕上げ2回目)
中塗りが終わったら上塗り作業です。
上塗りは、中塗りと同じく「セミフロンルーフ」を利用します。
同じ塗料を2回塗ることで耐久性を向上させているのです。
もし1回しか塗らなかったら塗装の耐久性は格段に落ちてしまい、色褪せやひび割れが起こりやすくなるでしょう。
ここまでが宮崎市清武町のお家における屋根塗装の工程です。
外壁と屋根の塗装が終わったので工事終了かと思いきや、最後の仕上げが残っています。
忘れてはいけないのが「付帯部」の塗装です。